2012年7月31日火曜日

子連れパリ旅行1日目 夜 バレエ鑑賞「ラ・バヤデール」

オペラ座・バスティーユ

3月27日火曜日夜7時半から

パリ旅行の楽しみの一つといえば、オペラ座でのバレエやオペラ鑑賞ですね。
パリ・オペラ座は、ガルニエ宮と呼ばれる19世紀以来の歴史のある劇場と、1989年に完成した大型の、現代的な劇場の二つがあります。

今日は新しい方の、オペラ・バスティーユへ。
この劇場は、2703席もある大きな劇場ですが、S席から見ても、手ごろなチケットで見ても、きちんと見えるよう設計されているそうです。

実際に、私はS席2席と、カテゴリー3という中頃のグレードのチケットを2席ずつ予約したのですが、子供たちは上から見る舞台も思いのほかよかったようです。
特に9歳の息子は、1階だと前の席との段差が足りないようで、上階から見下ろしたほうがよく見えた、と言っていました。

この日の演目は「ラ・バヤデール」です。
最近日本でもよく上演されている古典バレエの傑作で、特に2幕のコールドバレエ「影の王国」は一見の価値があるといわれています。

私は小学校の入学のお祝いが、ボリショイバレエの「白鳥の湖」だったのをよく覚えているのですが、1年生で、まったくバレエに無知だった私は、いきなりセリフもなく踊りだすダンサーに「・・・・????」
と、ボーゼンとしたことをよく覚えています(笑)

あの時代を代表するバレリーナ、マヤ・プリセツカヤが「瀕死の白鳥を踊ったのを見たのは小学生の頃だったと思うのですが、東京文化会館に詰めかけた観客が息をつめ、異様な緊張の中、幕が終わると同時に立ち上がって舞台に詰めかけた光景は記憶に焼きついています。まるでドラマのようですが、本当の話なんです。
通常、カーテンコールは挨拶をして終わり、が普通ですが、その時は鳴りやまぬ拍手に応え、プリセツカヤがもう一度、「瀕死の白鳥」を踊ってくれたんです。本当に、本当に感動しました。

あの鳥肌の立つような体験は、若い感受性の豊かな頃ならでは・・・という思いもあり、今回の旅行では、バレエを2回、オペラを1回予約したのです。

リサーチ魔の私は、まったくご無沙汰で知識も古くなっていたオペラ座バレエ団について、徹底リサーチ!
特に、ダンソマニさんには一杯お世話になりました。

ダンソマニ 日本語バージョンはこちらから

また機会を見つけてお話ししたいと思いますが、オペラ座のチケットを予約するコツなどは、こちらから勉強させていただきました。

その頃、ダンソマニでは「ラ・バヤデール」の話題で盛り上がっていたのですが、気になったのはダンサーの故障が多く、予定演者が毎日のように変わっていたこと!

オペラ座のチケットは1月の発売日初日にインターネットで予約したのですが、その時には誰がどの役をやるのかの情報は全くありませんでした。

ようやく、初日間近になって発表されたものの、二転三転四転・・・結局、前日発表されたキャストとも違う、というドタバタ劇になってしまいました。

私が見た27日のキャストは、
ソロル・・・ステファン・ビュヨンの
ニキヤ・・・エミリー・コゼット
ガムザッティ・・・サラ・コラ・ダヤノヴァ
ラ・バヤデール

となり、ホントびっくりっっ!!この中で予定通りなのはコゼットだけでした。
舞台の鑑賞としては、やはり息があっていない・・・多分、当日のリハだけだったでしょうから、仕方がありませんね。

子供でもバレエを楽しめるか心配な方は、ぜひ事前に勉強を。
私は事前にこの「ラ・バヤデール」のストーリーや背景について詳しくまとめたものをコピーして持参していて、当日舞台前に子供たちに読ませておきました。
これだけで理解度がまったく違いますので、最後まで楽しんで観られたようです。

「ラ・バヤデール」はルドルフ・ヌレエフが死の直前に振付けた伝説の舞台で、ゴージャスなセット、衣装、音楽・・・ため息が出るほど素敵な舞台です。

いかにも古典バレエという、一糸乱れぬコールドバレエの美しさは、パリオペラ座バレエならでは。
ラ・バヤデール1

これで一番いい席でも92ユーロですから、日本で観るよりもずっとお得ですよね。

パリ以来、すっかりバレエファンになってしまった私は、明後日、3年に一度開催される「第13回バレエフェスティバル」のチケットを予約しているのですが、1枚25000円でした(涙)しかもAとBとガラと3種類、全幕ものを入れると5種類あるし(涙)

【オペラ・バスティーユ制覇のコツ】
1.開演前30分前に劇場入り口へGO!早くいかないと、座席までたどり着けないかも。中2階があったり、入り口が座席によって異なるので、迷っている間に舞台が始まっちゃいます!分からなかったら、とにかくスタッフにチケットをみせて!!

2.カタログは舞台前に購入。座席への各入り口ごとにスタッフがいて、当日のキャスト表を配っています。カタログはインターネットで事前予約もO.K.

3.幕間は早めにホワイエへGO!ここもグズグズしていると買いそびれちゃいます。マドレーヌがカラフルで美味しかった♪

4.とにかく人が多いので、迷ったとき用に集合場所を決めておこう

5.終演後ですが、目の前がメトロの駅、バスもたくさん走っているので、人の波に乗っていけば危険を感じることはないでしょう。私はバス停を探しているうちに人気がなくなってしまい、ちょっと焦りましたが。

6.近くにはたくさんレストランかあります。バスティーユは近年若者の街としても注目されているので、開演前に時間をとって散策してみるのも良いと思います。

7.フランス人って、ゆっくり食事をとるんですよね。私は開演まで1時間もなかったので、劇場近くのレストランは断られちゃったんです。そんな時にはピザ屋さんやバーガーやさんも近くにありましたよ。

2012年7月30日月曜日

子連れパリ旅行1日目 午後 ランチ、ケ・ブランリー美術館、チーズ

大分前回から時間が開いてしまいました。やっと経理が終わったので、次の記事に行きますー!

3月27日火曜日 午後

エッフェル塔近くにも美味しいランチのお店がありそうでしたが、パリ初の外食とあって勝手わからないので、安全そうな美術館内のレストランに行くことにしました。

ケ・ブランリー美術館は、エッフェル塔からセーヌ川沿いにほんの少しだけ歩いたところにあります。
2006年にできた、まだ新しい美術館で、アフリカ、アジア、オセアニア等の彫刻や装飾品が多く展示されています。

美術館の建物自体もジャン・ヌーヴェルが手掛けたユニークなもので一見の価値があります。
ケ・ブランリー美術館1

地球の歩き方に、この美術館のレストランは、エッフェル塔を観ながらお食事が楽しめる・・・とあったので、のぞいてみると。。。誰もいない。。。

美術館のレストラン「レ・ゾンブル」はランチで26ユーロ程度で雰囲気もよさそうだったのですが、誰もいないレストランに入る勇気もなく、手前にあった満員御礼の美術館カフェでランチをとることにしました。

このカフェ、テラス席からはエッフェル塔を下から見上げるような形で意外と絶景。この絶景席に通していただき、メニューを見ると・・・予想通りオールフランス語!!

英語表記がないので、まったく分かりません。

一応ガイドブックでフランス語の料理用語いくつかを覚えていたので、キッズメニュー、ステーキ、今日の料理、位はわかったので、それを注文してみました。

単品だと注文が難しいので、セットメニューで(笑)

パリはランチが最低15ユーロ、飲み物別、といった価格帯なのですが、子供に関しては、どのお店でもキッズメニューが格安で提供されています。

このキッズメニュー、基本はどのお店でもハンバーグを固めたようなステーキか、サーモンにつけ合わせがフレンチポテトか温野菜、と決まっているので、子供はコレ!と注文してO.K.です。

あと飲み物も別料金が取られることが多いフランスでも、キッズメニューはドリンク込みなので、その点でも嬉しい限り。

ステーキは塩味だけだったりするので、ケチャップをもらうか、お醤油orドレッシングを持参するのも良いでしょう。

ヨーロッパではサラダには塩、ビネガー、オリーブオイルをかけていただくことが多いのですが、子供は意外とこれがキライ。

旅行中は野菜が不足しがちなので、食べなれているドレッシングがあったら、絶対に持参したほうが良いです。

私はいつも使っているものよりもちよっと濃い味の中華ドレッシングを持って行ったところ、子供たちは野菜にもお肉にもかけていました。

美術館カフェ

この日は本当に暑くって、テラス席の温度もぐんぐん上がってきます。子供たちはとうとう半袖になって、ソフトドリンクをぐびぐび。
日本ではお水が無料ですが、ヨーロッパでは有料なので、飲み物もソフトドリンク+水、と頼むことになり、飲み物代だけで数千円・・・となります。

ちなみに写真に写っている料理ですが、息子はキッズメニューのステーキ、娘はToday’s Menu、私はアフリカ風のセットメニューです。

フライドライスに煮込み肉料理、といった感じで、とても美味しくいただきました♪
ケ・ブランリー美術館ランチ
このカフェ・ブランリーでのお食事、大人3名、子供1名で51ユーロ、ととてもお手頃でした!

さて、お腹もいっぱいになったところで、美術館に入っていきましょう。

美術館の入り口はちよっと分かりづらいところにあります。

入り口を入るとながーーーーいスロープが上階へと続き、登りきると左右に展示が続いていて、いったいどこから回ったらいいのか迷ってしまいます。

先ずは、英語ですがガイドマップをもらいましょう。

展示スペースはアフリカ、アジア・・・というように地域によって分かれています。
楕円形の建物を一周する形で回るとよいでしょう。

この美術館、新しいだけに設備がすごく整っていて、小さい子供連れでも快適です。

先ずはトイレ!きれーです。
次に疲れた時の休憩スペース。見事に展示と一体化されていて、違和感なくあちこちに存在していて、しかも他人の目が届かないようにパーソナルスペースとなっていたり、快適。
展示も、多々見るだけではなく、触ったり、体験したりもできるので、子供でも面白いと思いますよ。

ケ・ブランリー美術館2

フランスって、西洋美術のイメージが強いですが、インテリアやファッションを見ると、こういう民族色の強いものをアクセントとして取り入れていることが多いのに気づかされます。

例えば子供部屋やリビングでも、いかにも西洋風の洗練された家具に、こういったアクの強いオブジェを置くと、センスが良く見えるんですよね。

ミュージアム・ショップを覗くと、日本のタコやベーゴマなど、伝統的なおもちゃがあって、これもうまく飾られているんだろうなと思いました。

ゆっくりと美術館鑑賞した後は、近くの有名なチーズやさん、マリ・アンヌ・カントンへ。

マリー・アンヌ・カントン
私、方向感覚は悪くないほうだと思いますし、パリの地図は大体頭に入っていたのですが、放射状の道や、行き止まりがあるパリの道は難しかった!

エッフェル塔を背に歩いて行ったのですが、途中で行き止まり、一本別の道に入ったら違う方向へ~~と
この旅行で一番迷っちゃいました(涙)

このお店は以前新宿伊勢丹でチーズを空輸していたことも売る名店だそうですが、私のお目当てはバター。

あるブログで「エシレもひれ伏す旨さ」とあって「どんだけ美味しいの~?」と興味津々。
バターは日本未発売だったというのもツボで、近くに行ったらぜひ立ち寄ろうとねらっていたんです。

このお店には日本人店員さんもいらっしゃって、好みを伝えるとお勧めのチーズを切り分けてくれます。

私は一番大きなバターを2個と、滞在中に食べるハードとフレッシュのチーズを選んでもらいました。

ちなみにバターの味についてですが・・・不思議と滞在中と日本でと味が違ったんです。
フランスでは複数のバターを購入して食べ比べしていたんですが、そのときは「やわらかい風味だけど感動するほどでは」という印象でした。
ところが日本に帰ってみるとその柔らかな風味がより際立ち、包み紙をほどくと生乳の甘い香りが広がり、丁度良い豊潤さのバターで、とても美味しかったんです。

一緒に食べるパンとの相性もあるんでしょうね。

包み紙などもとてもおしゃれなので、お土産にも良いと思います。ハード系のチーズも濃厚な美味しさでした♪

すっかり歩き疲れてしまったところ、おフランス!なマカロンを発見しました。

マカロン

15歳の長女に、フランス語で「これ、ください」という言葉を教えて、レッツ・トライ!

フランス語で「これ」は「サ」
なので、「サ・サ・サ・えさ(あんど・これ)シルブプレー♪」

と教えたところ、結構楽しく「さ・さ・さ・」とやっていました(笑)

あとは「1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)」を覚えて、「ドゥ、シルブプレー」で間に合っちゃってましたね。

マカロンを買って、近くのアンヴァリッドにナポレオンのお墓を観に行ったのですが、生憎と「パスポート原本がないと子供は有料だよ!」と言われ、脚も棒になっていましたし、夜はオペラ座でバレエ鑑賞の予定があったので、一旦ホテルへと引き上げることにしました。

2012年7月29日日曜日

浦安市花火大会

今、会社の決算期でバタバタしていて更新ができずにいます。。。

昨日は浦安市の花火大会でした。

この花火大会は、観覧場所がひろーいのでゆっくり見られるのでお勧めですよ♪
私は自宅からすぐなので、毎年楽しみにしています。
今はマンションが増えてしまったので無理ですが、引っ越ししてきた数年は、自宅のベランダにお布団を敷いて、寝ながら花火鑑賞ができたんですよ(笑)

昨日は主人の伝手で招待席を頂戴し、初めて一番前の特等席で鑑賞しました。
花火の着火が見えるほどの一だったので、大玉が続くと首が痛くなってしまうほどの特等席。
しかも風向きも最高で、打ち上げた後の煙が後方に流れて行ってくれるので、すべての花火がくっきりと堪能できましたよ。

花火大会1
お約束の富士山

花火大会2
ねずみ花火みたいで迫力満点

花火大会3
今は青、といっても同じ色じゃないんですね。深い伝統的な青や、ペパーミントカラーなど、色々な新色があって驚きました。

花火大会4
視界いっぱいに広がる花火。iphoneで撮っているので、素晴らしい色合いがお見せできずに残念です。

2012年7月23日月曜日

子連れパリ旅行2日目 市内観光その1 午前中

3月27日火曜日

私の滞在していたホテルは、カルチェラタン地区に位置していて、最寄駅はメトロ10番線のMaubert-Mutualite(モベール・ミュチュアリテ)でした。
この駅前では、週3回朝市 マルシェが開催されます。

ホテルでたっぷりとした朝食を摂った後でしたが、こんな真っ赤に熟れたいちごは見逃せませんよね。
マルシェで売っているものはBio=オーガニック(無農薬有機農法)ものが多いようで、お値段的にはスーパーのほうが安いような気がします。

・・・が、きらきらと輝く新鮮なフレッシュフルーツ、山盛りのチーズ・・・やっぱりマルシェは素敵です。
マルシェのいちご

いちごを11.57ユーロで購入し、ノートルダム寺院までてくてく。
徒歩5分ほどで到着です。

ノートルダム寺院前の広場にはたくさんの観光客が詰めかけています。
広場で腰を下ろして、いちごを食べながら、朝日のノートルダム寺院を眺めます。
ただ、朝日だと逆光になってしまうので、写真を撮るならば夕方のほうがきれいかもしれませんね。

ノートルダム大聖堂は、中世文化を代表する建築物で、ヴィクトル・ユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」でも有名です。
ディズニー映画の「ノートルダムの鐘」を見ておくと、子供でも興味を持ってくれると思います。

私はここの荘厳な雰囲気がとても好きです。
ノートルダム寺院内陣

ゆったりと流れるセーヌ川をバックに、美しいゴシック建築、繊細なバラ窓・・・
最後の夜に、ここでグレゴリオ聖歌のコンサートを予約しているので、今日はさっと見て次へ。

ノートルダムでは有名なガーゴイルを近くで眺められる、塔へも入場できます。ここもミュージアム・パスが使用できます。

次に、大混雑が予想されるサント・シャペルへ。
ここはスタッフの由紀ちゃんがパリに行った際に「すっごく気に入った場所」ということで、期待が高まります。

サント・シャペルはノートルダムと同じシテ島にありまして、途中警視庁舎横を通っていきます。
そもそもサント・シャペルの建物自体、最高裁判所、コンシェルジュリーと同じ敷地になっていて、この後ちよっとヒサンなことに・・・

サントシャペルは開館時間が9時半だったので、9時10分頃到着し、2番目に列に並びました。
ちなみに1番目の方も日本人(笑)
あっという間に列はぐんぐん伸びていきまして「ほら、やっぱりママの言うとおり、早めに並んで正解でしょ!」と鼻高々。

ところが9時半ぴったりにゲートはあけてもらえたのですが、行けども行けども教会の入り口が見当たらない??
1番目の日本人の方も「えー!?教会はどこかご存知ですか?」と聞かれるものの、工事中ということもあって、うしろの方もひきつれてぐーるぐーる。。。
しかも、係員さん居ませんから(笑)

結局、場所を知っていたらしい方にどんどん抜かされ「一番乗りの静かな空間」は味わえませんでした(涙)

サント・シャペルの礼拝堂は、上下2層に分かれていて、下層は王家の使用人が使用し、上層は王家のものだったそうで、下層部は重厚感のある太い列柱が並び、上層部は逆に、徹底的に壁をなくし、ステンドグラスの中に漂っているような、幻想的な空間が広がります。
サントシャペル寺院

ただひたすら、美しい光の世界にたわむれましょう。
そうそう、このステンドグラスはパリ最古のもので、旧約聖書、新約聖書の物語となっているそうです。
私はガイドブックの通りに、双眼鏡を持って行ったのですが、莫大なステンドグラスの中で物語をたどるのは一苦労。
実は階段横に、各国語で表記されたステンドグラスの説明があるので、それを最初にゲットして、ゆっくりと腰かけて眺めるとよいですよ。

それと、これだけ素晴らしいと写真を撮りたくなるもの。
娘には携帯電話とスマホを渡して、パリ滞在中写真を撮らせていました。
これも飽きさせないための工夫です。

サントシャペルを観終わったら、ぜひここでトイレに行っておきましょう。
トイレは教会を出て、入り口側に戻るところに看板が出ていて、階段を下りた地下にあります。

ヨーロッパは基本「トイレを見つけたら絶対に入っておくこと!!」これは鉄則です!
これを怠ると、子供の場合我慢ができないので、有料トイレやカフェを探して右往左往することになってしまいます。

次にすぐ隣の、マリー・アントワネットが最後の日々を過ごしたコンシェルジェリーに向かったのですが、入り口で「あ、今日は午前中休みになったので午後から来てね~」
と軽く言われ(笑)
「何時に開きますか?」と聞いても「2時か3時?ちょっとわからないなー」ですって(笑)

こんな時は待っていても大抵だめなので、さっさと次の目的地へ。

メトロのCHATELET駅から1番線で凱旋門のあるシャルル・ドゴール・エトワール駅へ向かいます。
1番線はシャンゼンゼ大通り下を通っているので、シャンゼンゼを散策したい場合は、フランクリン・ルーズベルト駅下車で凱旋門に向かうとよいでしょう。

私は1つ手前の駅で降りて「オー、シャンゼリゼー」と謳いながら通りを歩き、あっという間に凱旋門へ到着です。
凱旋門

凱旋門は放射線状に広がる通りの中央に位置し、陸上からは近づけません。

ここの真下まで行くためには、一旦RER7メトロの入り口から地下に降りると、凱旋門へと続く地下道に入ります。
凱旋門の真下の階段途中のチケットブースでは、凱旋門の屋上へ昇るチケットが発売されています。
ミュージアム・パス使用可なのですが、問題は子供分。
子供はパスポート原本を提示して、ここで子供用のチケットを発券してもらわなくてはいけません。

私はこの日、パスポート原本を持っていなかったので、登り口では「チケットブースに行け」と言われ、チケットブースでは「パスポート原本じゃなくちゃダメ」と拒否され、へとへと・・・

むむっ意外と厳しいです。

この日は凱旋門を真下から見上げてみたり、地上から堪能し、上に昇るのは諦めました。

凱旋門を出たら、今度はメトロ6番線でトロカデロ駅へ。

駅を出るとシャイヨー宮が目の前に広がります。
このシャイヨー宮からエッフェル塔を眺めるのが絶景中の絶景なんです。
多分、ツアーですと必ず訪れるポイントで、私も学生時代に訪れました。
バスツアーだとあっという間に写真をとって5分で通り過ぎてしまう場所ですが、扇形に広がる白亜の建物は、一見の価値があります。

朝は肌寒かったのですが、この頃になると「年に何度もないだろう」というほどの、極上の改正になっていました。

噴水の水はきらきらと光をはじき、逆光のエッフェル塔は黒いオブジェのよう。

ゆっくりと階段を下りて、セーヌ川のイエナ橋を渡り、エッフェル塔の真下へ。

エッフェル塔は遠くからの写真をよく見かけますが、学生時代、何も知らず夜のエッフェル塔の真下を歩いて、その美しさに感動したんです。

遠くからでも、近くでも、真下でも、刻々と表情を変え、その美しい姿を見せてくれます。

最終的には、シャイヨー宮の反対側、シャン・ド・マルス公園まで歩きました。

すると、今度は雲一つない青空に聳え立つエッフェル塔が姿を現しました。
快晴のエッフェル塔

息子はシャン・ド・マルス公園の遊具でひと遊び。私は娘たちとベンチで完璧な景色を堪能しました。

さて、そろそろお腹がすいてきました。

2012年7月22日日曜日

子連れパリ旅行 1日目 ・・・パッキングについても

2012年3月26日
3月26日

ようやく旅行記スタートです(笑)
飛行機は11時20分発の全日空便だったので、7時台のリムジンバスで成田へ。

成田空港ではチェックインの方式が変わっていまして、どこのカウンターに荷物を預けてもO.K.ということで、あっという間にチェックイン完了!

この後、我が家では恒例イベントがありまして、空港のTSUTAYAで、好きな本を各1冊選んでよい!
子供たちはここぞとばかりに、本屋さんへ向かいます(笑)
ここであっという間に1時間くらいはたってしまいます。

そのあと、時間があるとタコ焼きを食べたりして過ごすのですが、今回は11時20分出発・・・ということは13時ころには機内食が出てしまうので、今回はタコ焼きは無しで。
ちなみに私は機内食をほとんど食べないので、たまにタコ焼き機内持ち込み、ビールで乾杯もします(笑)
注意しないといけないのは、マヨネーズは液体扱いなので、下手すると没収されてしまうかも。あと、機内は密封されているので、結構におっちゃうかも・・・です。

次に向かうのは免税店やお土産屋さんですが、ここでよく利用するのは、全日空関連のお店です。
あまり知られていませんが、ここのブルガリはANAカードで決済すると10%OFFになるんですよ。
また、事前予約もできるので、サイズをいって取り寄せをお願いすることも可能なようです。
高額な商品ですと10%でも結構違ってくるので、うまく利用してくださいね。

それと日本のお土産コーナーに入っている京都の「よーじや」さんもよく利用します。
私はここの柚子艶やというリップを愛用していまして、見つけるといくつか買いだめするようにしています。
今回は長女が高校生になったので、リップグロスや保湿剤も購入して、機内に備えました。

ちなみに、私の機内に持ち込む必須アイテムは下記の通り
1.マスク
2.酔い止め
3.リップクリーム
4.目薬
5.ミスト
6.指圧棒
7.歯ブラシ
8.ヘアブラシ

これらを透明なビニール袋に入れて、常に保管しています。
なので、旅行に行くときはこれをぼいっと鞄に入れるだけ。

パスポートは、家族分パスポートホルダーに入っていて
1.パスポート
2.ボールペン
3.世界通貨対応電卓(小さいの)
4.いざというとき用のドル紙幣

が1セットになっていて、これもぽいっと入れるだけ。

そうそう、パッキングは1週間前と前日の2段階で行います。
1週間前には、現地の気候をもとに大体の洋服と薬、コンタクト、変換機やカメラ、充電器といった必須アイテムを入れておきます。薬やOPPにはマストアイテムのホカロン、はさみ、爪切りやソーイングセットも一つのパッケージにまとめてあるので、ぽいっと入れるだけ。

その後1週間のうちに色々と必要なものが思い浮かんできますので、思いついたらスーツケースの上にポンポン載せておきます。

最終的には前日に詰めなおしますが、ここまでしてあると後はあっという間。

【洋服・靴について】
経験上お勧めしたいのは、どんな気候でも対応できるように半袖Tシャツから重ね着用のカーディガンやセーター、薄いと厚いコートなどの羽織れるものをミックスすること。
靴も、雨でも平気なクロックスと正式な場でもおかしくない程度の革靴が必須です。
コンサートやディナーに来ていける、しわにならない素材のワンピースやスカーフも必要ですね。
アクセサリーは、現地での盗難を避けるため、高価なものではなく、軽いアクリル素材のものや、ゴージャスに見えるスワロフスキーがお勧め。 これは手荷物で運びます。
もちろん、子供分の革靴とスーツ、ワンピースも持っていきます。
ただ、観光後にそのまま観劇になることもあるので、観光にもO.K.な比較的カジュアルなものとフォーマルのものと2着は用意します。

これだけ書くと「え、そんなに!?」と驚かれるかもしれませんが、これでも2人分で1スーツケースくらいに収まります。
下着などは、今回は滞在型の為3日分程度で十分。ホテルで毎日洗濯していました。
洋服は、目安としては同じ服を2回着る程度の枚数で用意していますね。
もちろん、もっと小さい子供の場合は毎日汚してしますので、旅行日数分+2枚程度用意していましたが、洋服も小さいので、意外とかさばりませんよね。

スーツケース
スーツケースは入れ子型のこのタイプのものを使っています。現地ではすべてまとめて一つにできるので部屋が広く使えます。
また、すごく軽いので重量オーバーにはよほどのことがなければなりません。
ただ、問題は素材と鍵が盗難には弱いと思われること。
すごく簡易な鍵なので、つけていてもあまり意味がないくらい?なので、最近はなくなって困るものは一番小さいスーツケースに入れて機内持ち込みし、後は一切鍵をかけない!と思い切った方法をとっていますが、あまりにもあっけらかんとしていると盗る気にもなれないのか、不思議と盗難にはあったことがありません。

旅行記といいつつ、やっぱり準備編になってしまいました(涙)
やっと旅行記に戻ります。

飛行機は約12時間のフライトを終え、シャルル・ドゴール空港へ到着しました。
入国手続きはあっという間に終わります。ささっとスーツケースをピックアップして、以前ブログで紹介したAsk Shuttleと合流して、市内に向かいます。

Ask Shuttleについての記事はこちらから

約1時間でホテルへ到着し、荷物を置いたら早速翌日からの移動に必要な、メトロの1週間パスを購入しに行きます。

パリの交通機関のパスを購入する方法についてはこちらから

なんとか1時間ほどでパスを購入すると、目の前にノートルダム寺院が。
この日も快晴で、夕方には暑いほどに気温が上がっていたようで、半袖、さらにはタンクトップの方もあちこちに。
ノートルダム寺院は西日を受けてオレンジ色に美しく染まっています。
あまりにも素晴らしい光景に声も出ません。パリの街並みの美しさは格別です。

ゆっくりと夕日が沈むのを楽しみ、ホテルへ戻ります。
ホテルへ向かう途中、カルフール・エクスプレスという簡易なスーパーに立ち寄り、新鮮なフルーツ、チーズ、バター、ハム、ヨーグルト、フレッシュジュースを購入し、パン屋でクロワッサンやパン・オ・ショコラを選びました。
さくさくのクロワッサンは今まで食べたどこのものよりも美味しくて、パリに来たという実感を与えてくれます。

ここから先は恥ずかしいお話。
私は機内食が苦手で、全部食べると大抵体調を崩してしまうので注意しています。
その苦手な機内食を乗り越えると、なぜか日本のおにぎりとかラーメンが食べたくなっちゃうんですよね。
なので、到着日初日はカップラーメン・・・ということが多いです(恥)
緑茶はそうでもないんですが、だし、というかアミノ酸が恋しくなっちゃうんですかね。
初日からガンガンレストランで食事ができる方がうらやましいです。

ゆっくりお風呂に入って、お休みなさーい。

2012年7月21日土曜日

今日はパリ旅行にお勧めのiphoneアプリについてです!

今日はパリ旅行にお勧めのiphoneアプリについてです!

先ずは、地下鉄、RER、バスを攻略するためにお勧めのこのアプリ!


RATP


RATPとはパリ交通公団のことで、そこの公式アプリです。
地下鉄、RER、バスすべての路線図と時刻表が入っているので、
「Journeys」から「Start(出発地)」「End(到着地)」を入力して簡単に往き方を検索できます。
一番簡単なのは、駅を入力することですが、地名入力や施設名説明入力もできます。
便利なのは、「Maps」から、路線図とグーグルマップを切り替えて位置関係を把握できる点ですね。
「Timetable」では、よく使う駅の時刻表を登録しておくことができます。
また、交通規制情報も確認できますね。
しかも!無料のアプリなので、とりあえずダウンロードしておくことをお勧めします!
ただし、日本語対応ではありませんので、使いこなすのには少し時間がかかるかもしれません。

どうしても日本語が良い!ということでしたら、こちらもお勧めです。

パリの地下鉄案内


ほぼ同じ内容ですが、こちらは85円(2012年7月21日現在)の有料版です。
不思議なのは、同じ駅で検索してもアプリによって出てくる結果が違うんですよね。
バスとメトロ乗り継いで・・・とかは苦手みたいです(笑)


Opera de Paris


オペラ座のチケットはPCから入手したほうが簡単ですが、現地でオフィスに向かう暇がなく、滞在中のチケットの空きがないかを確認したりするのに重宝しました。
オペラ座のチケットの取り方は、また後日詳しくご案内しますね。


ルーブル美術館


次にルーブル美術館の公式アプリです。
これは凄く綺麗な画像を使っているので、写真集を見る感覚で楽しめますよ。
所蔵作品から商品の詳細、展示場所の地図までご覧いただけるのですが、残念なことに地図の精度が今一つ・・・というか、めちゃくちゃなんです~
ルーブル美術館では音声ガイドを借り、さらに館内地図の日本語版をもらったのですが、これまたざっくり!!
有名な作品が多いし、常に改装や貸し出しがあるからでしょうね、情報が古くなってしまうのを防ぐためか、とにかく簡易な地図なんですよ。
さらに悲惨なのはあちこちで改装のために立ち入り禁止エリアがあること。
目的地が目の前なのに改装中で別の階から大回り、なんてしょっちゅうでしたね。
結論・・・最低限絶対に見たいもののほかは、散歩感覚で「観られるものをみせていただく」で。


中世美術館


中世美術好きな方には、こちらもお勧め。中世美術館の公式アプリです。
割とジミ-な美術館なんですが、日本人の来館者が多いのか、こちらの音声ガイドは日本語があるんですよ。
所蔵作品も多いので半日くらいかけてゆっくり見るのも良いですよ。
ちなみに、リアル・テルマエ・ロマエが楽しめます(笑)

あとは、レート換算のアプリとか、フランス語の翻訳アプリとか、いろいろ入れて遊んでいました。

トリップアドバイザー


トリップアドバイザーは、私もちょくちょく参考にさせていただいているサイトなんですが、会員登録しておくと、便利な機能が使えるんです。
お勧めは「保存リスト」
トリップアドバイザーで気になったお店をHPからがしがし「保存」していくと「行ききたい場所マップ」ができるんですよ。
いちいちメモするのも大変ですが、これだと「ぽちっと」するだけで、リストが完成しちゃうので、ホントお勧めですよ~♪

2012年7月18日水曜日

パリの旅程表を公開します♪


先日お話した旅程表を公開します。
以前は「何月何日何時にどういう交通機関でどこに行く」という完璧にFIXした旅程表を作っていたんですが、ある時から情報だけを集めたものを作るようになりました。

なぜかというと、海外の場合アクシデントやストが頻繁にあり、臨機応変に対応しなくてはならない事態に陥ることが多いからです。
それに、もちろん感動は天候に左右することも多いので、どんな場面になっても適宜行動できるように、ということで、このスタイルをとるようになったのです。

美術館、商業施設、レストランなどの施設の名称を縦軸に、横軸には日程を入れています。
各日ごとの営業時間を入力していくと、定休日は空欄になります。
3月27日だと火曜日なのでルーブルなどの美術館が休みなのことがわかります。
反対に、凱旋門やノートルダムなどの観光地はすべて営業日にあたるので、この日はパリの観光名所めぐりに充てることにしました。そして夜はオペラ・バスティーユで古典バレエ、ラ・バヤデールの鑑賞。

28日水曜日は22時までルーブル美術館が開いている日なので、終日ルーブルで滞在し、夜はオペラ座ガルニエ宮で現代バレエの鑑賞。

29日は21時45分までオルセー美術館が開いているので、オルセー美術館と、その近辺にあるロダン美術館を合わせて鑑賞。

30日はカルチェラタンの中世美術館とパルテノン、そして22時までルーブル美術館が開いているので、前回見逃した作品を見る予備日として。

31日は、オランジェリー美術館と国立近代美術館。

4月1日は、4月最初の日曜日にあたるので、ウェルサイユ宮殿では今年初の大噴水祭が開催されるのでは・・・と予想を立てて、朝からヴェルサイユへ。

ここまでパリ・ミュージアム・パスの6日チケットで行動するため、対象施設を詰め込みました。

4月2日、3日、4日の半日は比較的余裕を持った行動にして、2日夜のオペラ「La Veuve joyeuse メリーウィドウ」と3日のノートルダム寺院のグレゴリオ聖歌のコンサートに影響が出ないようにしました。

それぞれのエリアと交通機関の乗り継ぎを考え、セルの色を反転させてはまた別の案が出てくると色を反転させて・・・を繰り返し、大体のスケジュールを決めていきました。

この表が大活躍したのは、やはりパリでは突発的な出来事が多く、天気の問題や、また「体力的にこれ以上は歩くの無理~」とその場で地下鉄の路線図を見直してルートを変更する際に、各施設の営業時間が一目瞭然だったときですね。

瞬時に決断を下さなくてはならない際には、いちいちガイドブックで調べている暇がなかったりしますからね。

併せて地球の歩き方にも子連れで気軽に行けそうなレストランをがしがし記入しておきました。
これも以外と現地では役に立ちまして「このエリアには手ごろなレストランがないから次の目的地まで我慢」とか、「あ、今ここだからもう一本先の通りに有名なケーキ屋さんが!」なんてときに大活躍でした。

一旦スケジュールをFIXしてしまうと作り直すのが結構手間だったりしますが、この曖昧旅程表は臨機応変が必要な子連れ旅行にはぴったりだと思います。
一度ご覧くださいね!

【おまけの情報】
オペラやバレエのチケットを購入する場合は、発売日も入力しておくといいですよ。
後日オペラ座チケットを発売日初日にとる方法をご紹介しますが、そりゃーもう激しい争奪戦なので(笑)

2012年7月17日火曜日

ミュージアムパスを事前に用意しよう。おまけの注意事項も。

今日は、お得なミュージアムパスを事前に用意しよう!です。

パリは芸術の都、子供連れでもルーブルやオルセーは立ち寄りたいですよね。

そこで、ぜひ事前に入手していただきたいのが「パリ・ミュージアム・パス」です。

これ、一見美術館しか入れないような名称ですが、有名な観光地のほとんどにも入れてしまう優れもの。

フランスは子供に対しての芸術指導の意識が高く、ほとんどの施設が18歳未満は無料になるので、実際に購入すべきなのは大人だけ。学生も各種割引きがあるので、学生ではない、ホントの大人だけが買えばいいんですけどね(笑)

パスは2日、4日、6日と3種類ありまして、もちろん現地でも購入可能。
その場合は、主要美術館窓口や空港、あとJCBプラザでも買えるそうです。

2012年7月17日の価格は下記の通り*レートが113円以上円高だと現地で購入する方がお得?

2日・・・39ユーロ/日本で購入の場合4,200円
4日・・・54ユーロ/日本で購入の場合5,900円
6日・・・69ユーロ/日本で購入の場合7,800円

注意しなくてはいけないのは、上記日数は連続して使用しなくてはならないこと。
パスの裏面に、使用開始日を記入したら、ストがあって美術館に入れなかろうがなんだろうが、日数が過ぎると使えなくなってしまう・・・んですって。こわっ

基本的にストのことを考えると購入できなくなってしまうので、使える、という前提で考えると、

大きくは
・ルーブル、オルセーなどの主要美術館のほとんどの、常設展
・凱旋門やノートルダム寺院、コンシェルジェリー、アンヴァリッド、サント・シャペル教会などの主要観光名所
・ちょっと郊外のフォンテーヌブロー城など
ルーブル美術館、ガラスのビラミット

とにかく、ほとんどのメジャー施設には入れてしまうんですね。ただ、私の場合は、ヴェルサイユ城は音声ガイドも含め無料でしたが、日曜日の噴水祭にあたったので、通常無料の庭園が有料。突然ロダン美術館がリニューアル中・・・など、記載されている情報も随時変更されるようなので、ご注意くださいね。

私の場合は、このパスの6日間を購入し、使い倒しました!

後日お見せできると思いますが、エクセルで入りたい施設の営業時間をどんどん入力していって、流動的な旅程表を作ったんです。

多分2万円分くらい入ったような(笑)

ミュージアム・パスはこちらのサイトで注文しました。
パリ・ミュージアム・パス・ジャポン はこちらから

お得情報は更にありまして、こちらのサイトから購入すると、セーヌ川バトーパリジャン観光クルーズが、
1600円のところ50%OFFの800円になるんですよ!

遊覧クルーズはこちらから

このクルーズ、ぜったい、ぜーったい!!小さなお子様連れの方は参加してください!
9歳の息子は、初日にこの船を見て以来、毎日「乗りたい!いつ乗れるの?」と聞いてきました。
「ママはちゃんとチケット購入してあるから、天気のいい日に乗ろうね!」と約束。指折り数えて楽しみにしていましたが、後日、パリで一番楽しかったこと、にこのクルーズをあげていました。
天気の良い日に遊覧船から見るパリの景色、違った角度から見る世界は新鮮ですよ。
セーヌ川遊覧クルーズ

【大事な注意事項】
大抵の施設は18歳未満無料なんですが、年齢確認書類が必要です。
私の場合、初日に学生証を持参していたのですが、これは英語表記がないため不可と拒否されました。
国際学生証か、パスポート原本の携帯が必須となります。
毎日パスポートを持ち歩くのは不安でしたが、入場できなくなってしまうので、必ず持参してください。
もちろん、見るからに子供、の9歳の長男は止められませんでした。

2012年7月16日月曜日

パリの公共交通機関のチケットを買う。乗りこなす。


パリ市内の公共交通機関は大きく分けて、

メトロ(地下鉄)
RER(高速郊外鉄道)
バス
トラム

あとはタクシー
最近注目されているウェリブ(レンタルサイクル)

も入れてもいいのかもしれませんが、主として使うであろうメトロ、RER、バスについてのお話です。

とても便利なことに、この3つの公共交通機関のチケットは共通です。
しかも、エリア内だと均一料金。

・・・といいこと尽くしのようですが、日本と発想が違うなぁ・・・と思うことがいくつかあります。

共通チケット「Ticket t+」は、どこの駅でも簡単に購入できます。毎年値上げするので最新情報は

RATAPのホームページで確認してください。

一枚ずつと、カルネという10枚回数券があり、断然カルネがお得になります。

あまり交通機関を利用しない場合は、このカルネを発券機で購入しておけばよいのですが、面倒くさいのは
パス・ナヴィゴ・デクーヴルト という、ICカードを購入したほうが得かどうか、ということです。

このナヴィゴは、写真付きのICカードに旅行者だったら1週間分または1か月分のゾーン別(パリはゾーンの範囲によって料金が変わります。たとえばゾーン1はパリ市内だけ、2はパリ市の周りで、利用範囲により価格が設定されています)定期券をチャージするというもので、前の週の金曜日から利用する週の水曜日までしか発売されません。
利用期間は、月-日曜日まで。
1か月のものは1日から月末まで。

ということは??
月曜日から日曜日までの滞在だと大活躍ですが、火曜日以降だとどんどん利用価値が低くなり、買いたくても木曜日以降だと無理、ということなんですね。
同じく1か月滞在でも、月またぎの場合は、日数によって無駄になってしまうということ。

この価格は、先ほどのRATAPのHPでご覧いただけます。

私は、月曜日到着だったので、購入することにしました。

ちなみにナヴイゴに子供料金はないので、お子様は大人料金でパスを購入するか、カルネの子供料金で利用するしかありません。
個人的にはカルネのほうが安上がりでしたが、意外とチケットの磁気が読み取られなかったことも多かったので、家族分パスを購入してしまうのも手かも知れません。

ナヴィゴの購入の方法はたくさんのサイトで、日本語でも紹介されていますので、検索してみてください。
一例としては、

パリ旅行の案内所 など写真付きでわかりやすいですね。

私は到着日の月曜日に、明日以降スムーズに移動できるように、と近くの地下鉄の駅に、事前に用意した写真を持って、意気揚々と出かけて行ったのですが・・・有人窓口閉鎖中・・・がーん

気を取り直して、別の地下鉄の駅に歩くも、窓口なし・・・かがーんっっ

結局3駅まわって、ノートルダムのめっちゃ観光客の多い駅でやっと購入できました(涙)

かなり大きい駅でないと、窓口に人がいない、工事中、なんてこともあるので、気を落とさずにトライしてください。
子供たちはここで海外の洗礼を受けていましたね。「え!?なんで窓口ないの?まだ歩くの?」と(笑)

海外ではハプニングを楽しむユーモアのセンスと不屈の精神が必要です!(笑)



話はナウィゴに戻りまして、ICカードといえば、スイカやパスモなどを思い浮かべるので「チャージをしておいて途中下車~」なんて思い浮かべてしまいますが、これがまったく別物で、あくまで期間限定の定期、であって、お財布代わりにはならないんですよ(涙)

なので、ナヴイゴでパリ市内を選択しておくと、ウェルサイユ等郊外に行く場合は、ナウィゴ自体が使えない・・・というか、

1.パリ市内エリアぎりぎりでおりて、RERのチケットを買いなおす
2.パリで、RERに乗る際に、最初からRERのチケットを買う

しか、方法がないわけです。

パリは「乗り越し」という概念がないため、地下鉄・メトロの場合は、市内であれば乗る際だけチケットを確認、出口はスルーでチェックなし

ですが、RERは別で、入り口も出口もきちんとチケットをチェックされるので、終点までのチケットを持っていないと無賃乗車扱い・・・出口のバーが開かない事態となります。

私はヴェルサイユに行く際に、カルチェラタンからパリ市内のぎりぎりで降りて、RERの乗り継ぎ駅で郊外分のチケットを買ったのですが、結果論からいうと

パリ市内から○○駅、というチケットなので、パリ市内であれば移動距離は関係なく一律料金なのでした(笑)

移動距離によって値段が異なる日本とは違うんですね。

でも、月曜日からの定期しかないってどうよ!?
と私なんかは思っちゃうわけです。
どの曜日からでも利用可能な1週間定期じゃだめなの??と。
これが日本人的な発想なんでしょうね。

まあ、郷に入れば郷に従え、なんでその条件内で自分に合ったものを探すしかないんですが、最後にぜひ気を付けていただきたいことが。

改札の機械ですが、コツがつかめないうちはタッチ画面でダフルカウントされてしまい、バーがロック・・・という失敗をしてしまいました。
息子は切符が吸い込まれたのにあたふたしているうちに通れなくなってしまったり。

イメージとしては、ディズニーランドの入場ゲートのバーがあるんですが、明らかに「とおって良いよ!!」という感じにならないので、「え?読み取れていないの??」と二度タッチしてしまうんですね。

機械としては「一つのパスを使って二人通ろうとしている」と認識してしまうんでしょうね。
恥ずかしながら「ごめんなさい~」とパスを見せながら有人改札を通してもらったことがなんどか(恥)

ちなみに、最初にもらったカードは、私のだけ磁気が弱かったのか、反応しなかったので窓口に持っていったら、シールをべりべりとめくって写真を剥し、すぐに新しいものに作り替えてくれました。
どうも慣れている作業っぽかったので、意外と多いのかもしれません。
その際に、一応購入した時のレシートを持っていると安心なので、ナヴィゴ利用期間は念のためレシートを携帯されることをお勧めします。

バスは2度ほど、地下鉄地は朝から深夜まで、数えきれないほどたくさん乗りました。

私が大学生の時は、地下鉄に乗る際は「スリが多いのでバックの口は押えて」なんていわれましたが、今は路線にもよるのでしょうが、なんだかまたーりと、あまり日本と変わらない感じでしたね。

最初はコツがいるので面倒に感じるかもしれませんが、パリの地下鉄はあるゆるところに駅がある、という感じなので、乗りこなせれば活動範囲がぐーんと広がるので、ぜひチャレンジしてください。

また後日、パリ市内を移動するのに必須のアプリをご紹介しますね。

2012年7月15日日曜日

パリの空港からホテルまでの送迎について

記事の分類に迷ったのですが、パリに行く方ににしか関係がない情報なので、「パリ」分類に入れることにしました。

公共交通機関についての情報は「パリのホテルを予約する」編で詳しく書いているので、今回はプライベートシャトルを利用する場合について書きます。
私はチキンなので、海外で最初にタクシーに乗るのは苦手です。
勝手がわからないし、安全かどうか、どうしても不安になってしまうんです。
今回、パリはすべて個人手配だったので、空港からホテルへの移動が頭痛の種でした。
もちろん、大手の旅行会社さんでは送迎サービスをやられていますし、現地オプショナルツアー販売会社さん、例えばAlan1.netでも送迎サービスを行っています。
http://www.alan1.net/" Alan.1.netはこちらから

ホテルでも多くは有料ですが、車の手配をしていただけるところもありますので、ご自分で手配されるよりは安全かと思います。
ちなみに、宿泊したパリのホテル、レジデンス・アンリ・キャトルでは1か月前から車の手配が可能です、と返事がありました。エアポートシャトルサービスは荷物込みで一人20ユーロ、これはかなり安い方でした。
日本語で紹介されているシャトルサービスは、多くは混載便が多いようです。
混載ですと、あちこちのホテル経由となるため、意外と時間のロスが多いので、候補から外しました。
パリの情報は口コミが一番と、フランス・ツーリズム旅行情報局さんのサイトをよくのぞいていました。
ここは作られた情報ではなく、体験が多いのでとてもためになりました。
http://france-tourisme.net/index.htmフランス・ツーリズム旅行情報局はこちらから

その結果、私の希望としては
1.プライベート送迎でダイレクトにホテルに入りたい。最終日もぎりぎりまで遊べるし。
2.日本語が通じなくてもいいので、手ごろな価格のところ。
3.万が一ぼったくられる(当日いないとか)と困るので、後払い
4.連絡先などが明記されていて、きちんと対応してもらえるところ
と絞れてきたので、英語で「パリ、プライベート送迎、エアポート」等で検索をかけていき、めぼしい会社をあたったところ、Ask Shuttleという会社のシステムが私にぴったりだったので、予約を入れてみました。
http://www.askshuttle.com/transferrates.htm Ask Shuttleはこちらから

ちなみに、うちは4名でパリ市内と空港の往復で120ユーロと格安でした。
システムは、ネットで飛行機の到着日、便名、時間と利用人数、ホテル名を入れると、予約票の形で利用案内が送られてきます。あとは現地でホテル到着後と、空港への送ってもらった後にそれぞれ60ユーロずつ払っただけ。
間際になって、何回かメールでもやり取りをしましたが、返信はすごい早くて、10分以内くらい(笑)
ユーロディズニーへの送迎も可能みたいですね。
チップは基本不要のようでしたが、スーツケースが大きかったので5ユーロ加算しました。
車は7人乗りのバンが基本のようです。
運転手さんは往復で別の方でしたがインド系かな、と思いました。車は日本人がイメージするようなきれいなものではありませんが、私には十分でした。
一番驚いたのは帰国日、約束の5分前に登場!!海外なのにすごーいっ!!
もちろん、到着日も約束の場所に、遅れずに2名でボードを持って立っていました。
英語は話せますのでコミュニケーションをとるのは可能です。
ただ、私が泊まったホテルは一方通行が多く、さらにカルチェラタンというごみごみした地区だったので、ホテルの近くでぐーるぐーるとなかなかたどり着けなくて(汗)
私は事前にGoogleでホテル近郊を疑似探索していたので「あそこの角を曲がって!」と指示して一件落着。
大きいホテルだとこんなことはないのでしょうけれど、経験談として書いておきますね。
私的には大満足だったので、次回もぜひお願いしようと思っていますが、やはり日本語の通じる、安全な、ということを重視される場合は、日本の大手代理店さんに頼まれた方が良いでしょう。
また、この会社に対してではありませんが、海外では常に隙を見せず、でもフレンドリーという姿勢が身を守ることになると思います。
ご自身の優先順位を踏まえて最適なサービスを見つけてくださいね。
最後に、イスタンブールの宿泊ホテルで空港までの送迎タクシーを依頼したら、思いっきり大回り(笑)
日本人だからわからないと思われたんでしょうけれど、ホテル指定のタクシーであっても、結局はそのドライバーさん次第だったりしますので、一番安全なのはエアポートシャトルバスでしょうか(笑)


2012年7月14日土曜日

パリのホテルを予約する

今日は、パリのホテルを予約する方法についてです。

先ずガイドブックで行きたい場所や、空港からのアクセスを確認しておく必要があります。
個人旅行の場合は、重いスーツケースを持っているのですから、空港に到着してから市内に入るまでのアクセスがとても重要ですし、同時に滞在中もストレスなく移動できるエリアに拠点を置くことはとても重要です。

パリはロワシーの通称で知られるシャルル・ド・ゴール空港に到着することになります。
ここからパリ市内までの公共交通機関を利用しての移動は、

【バス】
  • エールフランスバス・・・凱旋門往きとリヨン駅経由モンパルナス駅往きの2路線
  • ロワシーバス・・・オペラ座往き
【鉄道】
  • RER B線
便利なのはこの2種類の方法です。
RER沿線だと選択肢も多いですが、パリは駅構内にエスカレーターがないことが多く、スーツケースが大きいと移動が大変ですし、夜遅くは治安の問題もあるようです。

パスはスーツケースが預けられるので身軽ですし、一度乗ってしまうと目的地まで一直線・・・ということで、当初はロワシーバスでオペラ座下車、最寄りのインターコンチネンタル・ル・グランが良いかな・・・と思っていたんです。

ただ、調べて行くうちに、マルシェで買い物をしてアパルトマンに暮らす・・・というスタイルのほうが家族旅行には適しているような気がしてきたんです。
ホテルでの滞在は快適ですが、現地で美味しいものを調達してお料理、というのは難しいですからね。
調べてみると、パリには短期向けのアパルトマンがたくさんあります。
けれど、最終日にチェックアウト時間以降も荷物を預かってもらう必要がありましたし、毎日清掃もしていただきたかったので、アパルトマンとホテルの両方の機能を持っているところはないかしら・・・と欲張りになってきました。

その結果、シタディヌというアパートメントホテルチェーンと、滞在したレジデンス・アンリ・キャトルが候補になりました。

レジデンス・アンリ・キャトルは、ホテル予約サイトのBooking.comやTripadviserの評価がとてもよく、口コミを丁寧に読んでいくと、ここがまさに要望通りのホテルと即決しました。

Booking.comサイトへはこちらから

Tripadviser パリのホテルランキングはこちらから

私が滞在したレジデンス・アンリ・キャトルの公式HPはこちらから


レジデンス・アンリ・キャトルは、小さな小さなプチホテルで、各階2戸しか部屋がありません。
今回、子ども3人を連れての4人旅だったので、2人部屋2室よりは、4人部屋1室のほうが魅力だったのも大きな決め手となりました。

レジデンスなので、毎日のクリーニングがありますし、簡易のキチネットがついています。
詳しくはホテルの詳細編でご紹介しますが、メリット、デメリットは以下の通り

【メリット】
  • 簡易キッチンがついているので、マルシェで買い物したり、現地で食材を買って料理が楽しめる
  • 毎日のクリーニングがある
  • 何よりも治安が良い、という評価が多かった
  • ノートルダム寺院まで徒歩ですぐ、地下鉄駅も2つ、RERの駅も利用可能と、交通アクセスが非常に良かった
  • スタッフのサービスが良いと高評価だった
  • パリでは毎日朝は美味しいクロワッサン♪に憧れていたので、角を曲がるとすぐエリックカイザーがあって、焼きたてパンが買える
【デメリット】
  • 私にはデメリットではないのですが、昔ながらの建物なので、エレベーターがすっごく小さくてノロノロ。手で扉を閉めるタイプです。
  • いわゆるアメリカタイプのホテルの設備は期待できません。洋服ダンスも引出タイプではなくハンガータイプしかありません。ガタガタ言ってます。でも、パリっぽくて私は好きです。
  • あくまでも簡易キッチンなので、本格キッチンが良ければアパートメントのほうが備品がそろっています。
学生時代にパリに来たとき、4つ星のとっても良いホテルに泊まらせていただいたのですが、同室の方が「4つ星でこれって何??私こんなホテルじゃ嫌」と怒っていました。

ヨーロッパは大抵古い建物を直して使っているので、水道管は細いですし、イロイロ不便なこともあるんですよね。
でも、それは現地でしか味わえない魅力ということで楽しんでしまうと、ガタガタっぷりが愛おしくなりますよ。

日本並みの施設を求めるのであれば、5つ星・・・もしくはアメリカタイプのホテルを選ばれた方が良いでしょう。

話は戻りまして、ホテルを決めるに当たり、私は上記のような口コミの乗っているサイトをよく利用します。
検索項目として、人数や目的、必須項目を入力していくと、すぐに検索結果が出ます。
気をつけなくてはいけないのは、例えばカップルと家族ではホテルのランキングが大きく異なったりすることです。
自分の旅のスタイル、目的を正確に入力しましょう。

そして、いくつか気になるものがあったら、ページに明記されている公式ホームページアクセスしてみましょう。
この時点で、大体の旅の目的が決まっていれば、ホテルの場所と交通機関の利便性を確認しておきましょう。

パリ市内であれば、著しく不便ということはないでしょうから、あとは駅からの距離などが問題になるかもしれませんね。
毎日のことですから、最寄駅からの距離は重要ですよ。

絞れて来たら、今度はホテルの名前で検索をかけます。
そうすると、例えばブログで旅行記がアップされていたりして、よりホテルの姿が身近に感じられるはずです。

そういえば、最近多いのが360度ビューでホテルのロビー、部屋、レストランなどの公共施設が見られることが多くなってきました。

サイトの写真だけだとイメージしづらいですが、この機能を使うとホテルの全景がわかって良いですね。
ちなみに、先ほど紹介したレジデンス・アンリ・キャトルのHPでもこの機能を使ってお部屋の詳細を見ることができます。
私は目を皿のようにして、簡易キッチンの備品を確認していました(笑)

一概には言えませんが、ホテルの予約は連泊の場合は早めに予約を入れておいた方が良いです。
一泊でも部屋が取れないとホテルを移動する事態になりかねません。

私は3月末の宿泊を、10月の時点で予約しました。なんといっても9連泊だったので心配だったんです。
最初はBooking.comで予約したのですが(Booking.comの驚きの便利機能についてはまた後日)数日後、ホテルの公式ホームページで特別オファー(格安プラン)が出たので変更してもらうことに。

Booking.comのサイトには、キャンセル可能な料金プランしか出ていなかったのですが、特別オファーにすると、キャンセル不可、即前払いとハードルは上がりますが、オペラのチケットが買えるほどの値段の差があったので、ダメもとでホテルに問い合わせをしてみると簡単にO.K.がもらえました。

もともと10月中旬のレートが非常によかったので、1泊分の保証金の入金を依頼された際に「全額支払います」と入金済みだったのです。

ホテル予約サイトによって円建てかユーロ建てか、仕組みは異なるのですが、いずれにしても円高の時に決済してしまうのがお得なのは変わりません。

私の場合は、円高の時に全額入金した後に、円安になってから返金があったので、思ったよりも返金額が多かった=ホテルが安くなったのでラッキーでした。

調べていただくとわかりますが、ホテルの価格も航空券と似ていて、空室連動、通貨変動により大きく値段が変わります。

ホテルは特別オファーがもちろんお得ですが、半年くらい前か、もしくは直前割が安いのだと思います。
私は直前割は怖くて待てませんが、考えられないような破格値で出ることもあるようなので、サイトを確認してみるとよいでしょう。

最後に、カルチェ・ラタン地区にあるこのホテル、とても居心地がよく、子供たちもお気に入りでした。
毎朝起きたらエリックカイザーに焼きたてのパンを買いに行き、カフェ・オレや紅茶でゆったりと過ごす時間は快適で、体調もとてもよくなりました。
通常、ホテルでの食事だけだと野菜が不足しがちになりますが、お野菜が豊富な農業国のフランス。いろいろな種類の野菜を買って食べ比べしたりしました。
地下鉄の駅からホテルまでは、途中に大きな警察署があることもあり、深夜の劇場帰りでも一度も不安に思うことはありませんでした。

2012年7月13日金曜日

快晴のエッフェル塔


快晴のエッフェル塔
3月なのにみんな半袖。セーヌ川の川岸でも昼寝をしている人がたくさんいましたよ。

全日空の海外無料航空券の予約とお得に席を予約する方法

先ずはどの順番で記事を書こうか悩んだのですが、記憶の新しいうちに、ということで、今年の春に行った「パリ」についてご紹介したいと思います。

パリは、マイルが往復2名分たまっていて、折角なので一番遠いところに行こう!と決定。

ヨーロッパまでの飛行時間は長く、さらに乗継便だと一日がかりになってしまいます。
その点直行便があるパリは、片道12時間と比較的行きやすい都市ですよね。

子供たちも上が高校生になって、感受性が豊かなうちに「本物」を見せたいと思ったのも、大きな動機です。

さて、マイレージを使っての海外旅行は、実はこれが初めて。

今まではもっぱら国内で消費していました。

海外ですと運賃は無料になっても、燃料サーチャージが下手すると運賃と同じくらいかかってきてしまいます。実際、このときは1名5万円+空港税がかかってきたので、1名6万円弱余分にかかってしまいました。

ちなみに航空会社によってマイレージの無料航空券が発売される時期は異なると思いますので、ご確認ください。
ANAは355日前(2012年7月現在)で、詳しくは全日空HPでご覧ください

私も355日ちょうどにHPにアクセスしたのですが、あいにくと夏休みは満席の日が多く、とても予約ができませんでした。
多分、需要の多い日は最初から座席数が少ないのでしょうね。

その結果、往路は予約可、帰路はキャンセル待ちが可能だった春休み(3月26日から4月5日)にキャンセル待ちの予約を入れました。
実は帰路もロンドン経由だったら即予約可だったので、ユーロディズニーで遊んで、そのままTGVでロンドン・・・とも考えたのですが、パリは見どころが多い都市なので、キャンセル待ちにかけたのです。

8月にキャンセル待ちを入れ、10月に予約が取れると連絡が入りました。
マイレージの無料航空券は予約が取れ次第、発券しなくてはいけないので、この時点でe-チケットを発券させました。
円のレートがあまり良くなかったため、結果として11万円強、サーチャージと空港税でお支払しました(2名分・・・私と13歳の次女の分。長女は高校の予定がわからなかったのと、長男は9歳なので普通に購入したほうが得になると判断しました)

気をつけなくてはいけないのは、9歳の子供だけの航空券はネットで購入不可なんですね。
つまり、大人と一緒の購入じゃないと、電話での予約となり、別途発券手数料として1名につき各5000円かかってしまうんです。(これは2011年夏ころの情報なので、今は違うかもしれません)
発券の為に1万円はちょっと、もったいないですよね。
電話で問い合わせたところ、別に親と一緒の発券でなくても大丈夫ということで、結局長女15歳と合わせてネットで予約をしました。
2名分のチケットは、残席の数と円のレートにより結構変動するため、ぎりぎりまで購入を待って、最終的には2月頃に購入しました。

同時に4名分の座席指定も行い、往復ともに各2名席を確保しました。
やはり長時間、他の方と同席はしんどいですからね。
横長4名はあまり好きではなく、子供たちも窓際席を希望するので、分かれて座ることにしました。

ここからは推測ですが、各列の一番前、足元の広いシートは24時間前から解禁になるのかも・・・??です。
昨年スペインに行った際も、今回も24時間前にもう一度アクセスしたところ、丁度席が空いていたため、あわてて指定席をチェンジしたいきさつがあります。
2歳未満で抱っこのお子さん連れだと、こういった広い席が嬉しいですよね。
これはあくまで経験則のため、早めに座席を押さえておくことをお勧めいたします。

全日空の場合、チケットの値段は空席予測と連動しています。
スーパーエコ割は、毎日価格が違ってくるんですよ。
それと、燃料サーチャージも2か月ごとに変わってきます。
今確認したところ、ヨーロッパまでは7月31日までの発券だと片道26000円、8月1日から9月末日までは23500円になるようです。
この場合、多少待っても8月1日に発券させたほうがお得です。
往復で5000円変わってしまうのですから。
ただ、残席が少なく(残席数は明記されています)8月まで待っているとスーパーエコ割の席がなくなってしまう場合、大幅に値上がりしてしまうので、落としどころが難しいですが抑えてしまったほうが良い場合もあります。
特に週末の発着は席がなくなりやすいので要注意です。

最後にお得情報ですが、全日空ではスーパーエコ割よりもさらにお得な「ヨーロッパスペシャル」や「アメリカスペシャル」などの料金が存在します。

年によって発売される期間も値段もまちまちですが、意外や意外、春休み以外の長期休暇の時期も入っていたりするんですよ。
G.W.等は多少高くなるのですが、それでもエコ割よりもお得のようです。
ただ、これを待っていても発売されるかどうかは神のみぞ知る状態になってしまうので、例えば「スペシャル料金が発表されたから、パリにオペラを観に行こうかしら~」なんて時には良いかもしれませんが、予めきっちりと予約を立てたい家族旅行には不向きかもしれませんね。

おまけですが、ご存じのとおり、航空券とホテルはセット販売されているものの方がお得ですよね。
ただ、どうしてもホテルはお手軽価格といいますか、中心街より離れた、団体旅行客が泊まるような施設になってしまうことが多いので、利便性を取るならば別々に、お値段を取るならばセット販売のものを選ぶといいですよ。
セット販売のものだと、旅行会社が発売しているものは送迎がついていたり、格安で頼めることが多いですからね。
現地到着時間によっては、送迎もマストのところもありますので、安全性等々考慮して、ご選択くださいね!





初めまして!

はじめまして!
旅行大好き、リサーチ大好きのいちごキッズ こと水谷です。

両親が旅行好きだったこともあって、小さい頃から旅はとても身近な存在でした。
春のいちご狩り、花摘み、夏の海水浴と山登り、秋の紅葉狩りや林檎狩り、冬はスキー。
高校生くらいからはab-road片手に海外旅行の計画を立てて、両親と出かけていました。

私も子どもが小さいうちは我慢していたのですが、「春立る霞の空に」旅心が抑えきれず、赤ちゃん連れの海外旅行を決行。
その後は、旅行と旅行の間に日常生活があるような暮らしです(笑)

三つ子の魂百まで、なのか、兄も長期休暇のたびに子連れ海外旅行をしているところを見ると、経験してしまうと、やはり旅の魅力は抗えないもののようです。

私の場合は、さらにリサーチが大好き、地図を見るのが大好きなもので、徹底的な情報収集を行ってから出発します。

そのおかげか、なぜかとっても「旅運」が良いんです。
その時だけの特別な機会に恵まれて、後から「すごいことだった」と分かることも多いんです。

今、子供たちは15歳 高校1年生の長女、13歳 中学2年生の次女、9歳 小学4年生の長男と大分大きくなりまして、大人の愉しみに同席させても恥ずかしくない年になりました。

このブログでは、旅行記の体裁を取りながら、旅先で快適に過ごすためのアイデアや注意事項をご紹介していこうと思っています。

家族で、親子で、と銘打っていますが、たまに「私の大好きな街情報、一人歩き編」も盛り込んでいきますので、ゆるり~とご覧ください。

また、経験からの情報の為、どうしても古い情報が入りますので、最新情報や訂正個所などご教示いただければ幸いです。