子ども部屋にぴったりの、チレキ社のカラフルなキッズ家具を輸入する「ストロベリーキッズ」を運営するオーナーがご紹介する、「家族」「親子」での海外旅行を楽しくする工夫やアイデアが満載のブログです。 赤ちゃん連れの海外旅行から、高校生の子供を連れてのちょっと背伸び旅行まで、ヨーロッパ、アメリカ、アジアンリゾートを旅します。 お勧めの旅行会社の家族向けパッケージプランや、個人旅行の手配についてもご紹介していきます。お楽しみに♪
2012年8月1日水曜日
パリオペラ座のチケットを上手に予約しよう!!
バリ旅行記はちよっとお休みして、今日はパリオペラ座のチケット予約の方法についてです。
オペラ座では、バレエ、オペラ、クラシックのコンサートを観ることができます。
旅行の予定が決まってから演目をチェックするのも良いですが、私は今度行く際にはぜひ、見たい演目の日に渡仏したいと思っています。
オペラ座の年間スケジュールはホームページで確認することができます。
2012-2013年のスケジュールはこちらから
オペラ座ホームページはこちらから
ホームページはフランス語と英語表記が切り替え可能なので、意外とわかりやすいです。
旅行時期から選ぶなら「CALANDER」アイコンから探すとよいでしょう。
私が旅行した2012年3月26日から4月5日は、古典バレエの「ラ・バヤデール」とコンテンポラリーバレエ、オペラは「メリー・ウィドウ」と「ドン・ジョバンニ」が観られるという、めったにないほど演目が集中している時期でした。
来年のカレンダーを見てみると、大体バレエ1演目、オペラ1演目が観られればラッキー、という組み方のようです。
どうしてもたくさん観たい場合は、クリスマス休暇やイースター休暇などを狙うのが良いみたいですね。
オペラ座のチケットの取り方については、こちらのサイトに写真入りで詳しく紹介されています。
フリーで楽しむパリ旅行はこちらから
また、ガイドブックなどでは座席表はグレード毎に色分けされているだけですが、ダンソマニさんではすべての座席番号まで書かれているので、予約する際にはこちらのページを表示しつつ、座席を選ぶとよいと思います。
ダンソマニ、オペラ座の座席番号
上記のサイトで完璧に予約はできるのですが、私からのアドバイスは下記の通り!
【事前準備編】
1.必ずアカウント登録をしておくこと!
アカウントを作って、一回ダミーで予約画面に入ってみることをお勧めします。
チケット発売日、人気演目は数時間で完売してしまうこともあります。運よく予約ページにアクセスできても、アカウントがなくてぐずぐずしていると画面がシャットダウンしてパー!ということも・・・
2.座席のグレードと眺望を理解しよう
先ほどとったアカウントで予約画面に入ってみましょう。Cat1.が一番高く、数字が大きくなるほど値段が安い席になります。同じCat1でも、1階のオーケストラ席、バルコン席、2階の正面1列目・・・・など、「Zone Preferee」でチョイスすることができます。
このチョイスで悩んでしまうことがあるのですが、一般的に一番良いのはバルコンのようで、演目によってはS席よりも高い特別料金になることもあります。
ガルニエ宮の場合は、オーケストラ席は段差がないので、演目によっては小さい子供には不向きかもしれません。
時間があれば、一旦座席を選んで次に進んでみましょう。
購入予定の座席からの眺めを写真で確認することができます。
この写真確認画面での許容時間が多分5-10分ほどあり、画面上部にカウントダウンが表示されます。
その時間内に購入画面まで進まないと、チケットがキャンセルされてしまうので要注意。
ただ、写真で見てみると「ここじゃないほうが良かったー」と思うこともありますよね。
その際は、一旦戻ってもう一度チケット枚数を入力して、新たな座席を指定することができるのですが、ここに問題が。
きちんと「戻る」画面から戻っていないと、待機時間が残ってしまって、新しい座席の指定ができない、なんてことも。
発売日当日はアクセスが集中していて、しょっちゅう画面がフリーズしたり、シャットダウンしたりして、新たにログインしているのに座席が指定できない・・・なんていうときには、座席が確保され続けている可能性があります。
【発売日初日にチケットをゲットしよう】
発売日初日は、戦争です!!
夏時間と冬時間では日本での発売時間が違いますが、現地時間の朝9時、夏時間だったら日本では16時にスタートだと思います。
この時間、オペラ座のホームページにはびっくりするほどアクセスしづらくなります。
発売時間少し前(笑)くらいから、アクセスすると待ち時間が表記されるグレーっぽい画面に切り替わります。
私は、突然画面が無機質なフランス語だけのものに変わってしまったので、間違えたと勘違い。別のページに飛んでしまって大失敗!!
これはアクセスした順に、予約画面へ入るための順番待ちだったんです。
なので一旦外に出てしまった私は並び直し、ということに(涙)
順番待ち画面になったら気長に待ちましょう。
くれぐれもアクセスを途切れさせないように気を付けて!!
私はメリーウィドウとラ・バヤデールの2回、発売時間にアクセスしたのですが、2時間ほど待たされて、ようやく予約画面へたどり着きました。
ここからは頭の使いようです。
予約画面ではすでにいくつか売り切れも出ているでしょうから、いかに良い席を選ぶか。腕の見せ所です。
座席のグレートと枚数、座席エリアを選んでください。
私のようにS席2枚、B席2枚、なんて時には、グレード毎に2枚ずつ予約したほうがよさそうです。
なぜかというと、S席はイマイチの席だけどB席はベスト、などという場合、一旦「戻る」を押してしまうと、全キャンセルになってしまうので、よい方の席も手放すことになってしまうからです。
確認画面で座席付近からの眺望が写真で確認できるので、よければ購入画面へ進みますが、イマイチな場合は戻るで再チャレンジできます。
この時点で、ある程度の座席エリアからどの程度の眺望が見込めるかの予想がないと時間だけが無駄に過ぎて行ってしまいます。事前にいくつか写真を見て頭に入れておくと良いでしょう。
戻っても先ほどよりも良い席が回ってくるとも限りません。
「やっぱり前のほうが良かった」と思っても後の祭りなので、ある程度の思い切りは必要です。
発売日初日は特にアクセスが集中しているので、先にアクセスしていた人が、確保していた座席を手放したのが戻ってきたのか、思ったよりも良い席が後から出てきたりします。
また、一旦完売していたエリアが数時間後復活していたり・・・と悲喜こもごもの様相を呈します(笑)
焦らず、大胆に、納得のいくチケットをGETしてくださいね。
【チケット購入時にひと工夫】
チケット購入時に、カタログも予約しておくと便利ですよ。
それと、チケットを郵送すると送料が発生するので「自分でチケットを印刷する」を選ぶと、自宅プリンタで印刷したバーコード付きのチケットを持参するだけになります。
チケットの印刷は、購入後しばらくたってから(クレジットカード決済が済んで1-2時間後くらいから)自分の管理画面からアクセス可能になります。
このバーコードを当日入り口の係員に見せて、機械で読み取らせるだけです。
特に窓口でチケットを引き換えたりする必要もないので、便利ですよ。
【好きなダンサーのチケットを買いたい】
オペラ座のチケットは、オペラは事前にキャスト発表があるのですが、バレエは意外と直前にならないとわからないんですよね。
それで運試しのようにチケットを購入することになるのですが、私はチケットは最終日をチョイスするのが良いと思っていたんです。千秋楽って言いますしね。
ところが、バレエの場合、初日が先ず完売することが多くって「なぜなのかしら?」と思っていたんです。
すると、こんなことがわかってきました。
オペラ座バレエ団では1月ほどの講演の場合、第一キャスト、第二キャスト、第三キャスト・・・というように、主役はパートナー毎に踊る期間が固まっていたり、順番にまわしていくんですね。
ちなみに、第一キャストがどうもメインっぽいです。
これは第一キャストが一番上手というのではなく、その公演の顔というか、そういうイメージ。
もちろん、コールドバレエの方は毎日出演らしいのですが、主役級の方は毎日の出演ではないんですね。
それと他バレエ団の客演の方が入ったり。運が良ければ、すごいダンサーの日に当たることも。
コンテンポラリーはエトワールレベルの方が毎日踊る、ということも多いようですが、特に古典バレエはダンサーが日によって変わるのが普通のようです。
日本だと発売日初日から「誰が出演するから、この日」と選べるのですが、オペラ座のシステムでは無理そう。
となると、公演日当日、もしくは直前の関係者席戻りを狙うのも手かもしれません。
ちなみに私は、当初コンテンポラリーバレエを観る予定がなかったのですが、バレエ好きな方のブログを読むうちに、その日の演目がどうしても観たい!となって、ひと月ほど前から毎日ホームページをチェックしていたら、完売していたチケットが約1週間前に突然再発売。
しかも関係者席だったのか、前から3列目・・・というラッキーで、感激しました。
そのバレエ、あまりにもよかったので、現地で観た後、翌日分をチェックしたら、また4列目が再発売になっていたんです。
ダンサーが、前日観た方と違っていたので結局予約しませんでしたが、確実に好きなダンサーを観るならば、こんな裏技もあります。
*ダンサーさんは怪我をされることが多いので、前日の発表ですら変わってしまうことも。私は3名中、2名、予定と異なるキャストになってしまいました。
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