2012年7月30日月曜日

子連れパリ旅行1日目 午後 ランチ、ケ・ブランリー美術館、チーズ

大分前回から時間が開いてしまいました。やっと経理が終わったので、次の記事に行きますー!

3月27日火曜日 午後

エッフェル塔近くにも美味しいランチのお店がありそうでしたが、パリ初の外食とあって勝手わからないので、安全そうな美術館内のレストランに行くことにしました。

ケ・ブランリー美術館は、エッフェル塔からセーヌ川沿いにほんの少しだけ歩いたところにあります。
2006年にできた、まだ新しい美術館で、アフリカ、アジア、オセアニア等の彫刻や装飾品が多く展示されています。

美術館の建物自体もジャン・ヌーヴェルが手掛けたユニークなもので一見の価値があります。
ケ・ブランリー美術館1

地球の歩き方に、この美術館のレストランは、エッフェル塔を観ながらお食事が楽しめる・・・とあったので、のぞいてみると。。。誰もいない。。。

美術館のレストラン「レ・ゾンブル」はランチで26ユーロ程度で雰囲気もよさそうだったのですが、誰もいないレストランに入る勇気もなく、手前にあった満員御礼の美術館カフェでランチをとることにしました。

このカフェ、テラス席からはエッフェル塔を下から見上げるような形で意外と絶景。この絶景席に通していただき、メニューを見ると・・・予想通りオールフランス語!!

英語表記がないので、まったく分かりません。

一応ガイドブックでフランス語の料理用語いくつかを覚えていたので、キッズメニュー、ステーキ、今日の料理、位はわかったので、それを注文してみました。

単品だと注文が難しいので、セットメニューで(笑)

パリはランチが最低15ユーロ、飲み物別、といった価格帯なのですが、子供に関しては、どのお店でもキッズメニューが格安で提供されています。

このキッズメニュー、基本はどのお店でもハンバーグを固めたようなステーキか、サーモンにつけ合わせがフレンチポテトか温野菜、と決まっているので、子供はコレ!と注文してO.K.です。

あと飲み物も別料金が取られることが多いフランスでも、キッズメニューはドリンク込みなので、その点でも嬉しい限り。

ステーキは塩味だけだったりするので、ケチャップをもらうか、お醤油orドレッシングを持参するのも良いでしょう。

ヨーロッパではサラダには塩、ビネガー、オリーブオイルをかけていただくことが多いのですが、子供は意外とこれがキライ。

旅行中は野菜が不足しがちなので、食べなれているドレッシングがあったら、絶対に持参したほうが良いです。

私はいつも使っているものよりもちよっと濃い味の中華ドレッシングを持って行ったところ、子供たちは野菜にもお肉にもかけていました。

美術館カフェ

この日は本当に暑くって、テラス席の温度もぐんぐん上がってきます。子供たちはとうとう半袖になって、ソフトドリンクをぐびぐび。
日本ではお水が無料ですが、ヨーロッパでは有料なので、飲み物もソフトドリンク+水、と頼むことになり、飲み物代だけで数千円・・・となります。

ちなみに写真に写っている料理ですが、息子はキッズメニューのステーキ、娘はToday’s Menu、私はアフリカ風のセットメニューです。

フライドライスに煮込み肉料理、といった感じで、とても美味しくいただきました♪
ケ・ブランリー美術館ランチ
このカフェ・ブランリーでのお食事、大人3名、子供1名で51ユーロ、ととてもお手頃でした!

さて、お腹もいっぱいになったところで、美術館に入っていきましょう。

美術館の入り口はちよっと分かりづらいところにあります。

入り口を入るとながーーーーいスロープが上階へと続き、登りきると左右に展示が続いていて、いったいどこから回ったらいいのか迷ってしまいます。

先ずは、英語ですがガイドマップをもらいましょう。

展示スペースはアフリカ、アジア・・・というように地域によって分かれています。
楕円形の建物を一周する形で回るとよいでしょう。

この美術館、新しいだけに設備がすごく整っていて、小さい子供連れでも快適です。

先ずはトイレ!きれーです。
次に疲れた時の休憩スペース。見事に展示と一体化されていて、違和感なくあちこちに存在していて、しかも他人の目が届かないようにパーソナルスペースとなっていたり、快適。
展示も、多々見るだけではなく、触ったり、体験したりもできるので、子供でも面白いと思いますよ。

ケ・ブランリー美術館2

フランスって、西洋美術のイメージが強いですが、インテリアやファッションを見ると、こういう民族色の強いものをアクセントとして取り入れていることが多いのに気づかされます。

例えば子供部屋やリビングでも、いかにも西洋風の洗練された家具に、こういったアクの強いオブジェを置くと、センスが良く見えるんですよね。

ミュージアム・ショップを覗くと、日本のタコやベーゴマなど、伝統的なおもちゃがあって、これもうまく飾られているんだろうなと思いました。

ゆっくりと美術館鑑賞した後は、近くの有名なチーズやさん、マリ・アンヌ・カントンへ。

マリー・アンヌ・カントン
私、方向感覚は悪くないほうだと思いますし、パリの地図は大体頭に入っていたのですが、放射状の道や、行き止まりがあるパリの道は難しかった!

エッフェル塔を背に歩いて行ったのですが、途中で行き止まり、一本別の道に入ったら違う方向へ~~と
この旅行で一番迷っちゃいました(涙)

このお店は以前新宿伊勢丹でチーズを空輸していたことも売る名店だそうですが、私のお目当てはバター。

あるブログで「エシレもひれ伏す旨さ」とあって「どんだけ美味しいの~?」と興味津々。
バターは日本未発売だったというのもツボで、近くに行ったらぜひ立ち寄ろうとねらっていたんです。

このお店には日本人店員さんもいらっしゃって、好みを伝えるとお勧めのチーズを切り分けてくれます。

私は一番大きなバターを2個と、滞在中に食べるハードとフレッシュのチーズを選んでもらいました。

ちなみにバターの味についてですが・・・不思議と滞在中と日本でと味が違ったんです。
フランスでは複数のバターを購入して食べ比べしていたんですが、そのときは「やわらかい風味だけど感動するほどでは」という印象でした。
ところが日本に帰ってみるとその柔らかな風味がより際立ち、包み紙をほどくと生乳の甘い香りが広がり、丁度良い豊潤さのバターで、とても美味しかったんです。

一緒に食べるパンとの相性もあるんでしょうね。

包み紙などもとてもおしゃれなので、お土産にも良いと思います。ハード系のチーズも濃厚な美味しさでした♪

すっかり歩き疲れてしまったところ、おフランス!なマカロンを発見しました。

マカロン

15歳の長女に、フランス語で「これ、ください」という言葉を教えて、レッツ・トライ!

フランス語で「これ」は「サ」
なので、「サ・サ・サ・えさ(あんど・これ)シルブプレー♪」

と教えたところ、結構楽しく「さ・さ・さ・」とやっていました(笑)

あとは「1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)」を覚えて、「ドゥ、シルブプレー」で間に合っちゃってましたね。

マカロンを買って、近くのアンヴァリッドにナポレオンのお墓を観に行ったのですが、生憎と「パスポート原本がないと子供は有料だよ!」と言われ、脚も棒になっていましたし、夜はオペラ座でバレエ鑑賞の予定があったので、一旦ホテルへと引き上げることにしました。

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