子ども部屋にぴったりの、チレキ社のカラフルなキッズ家具を輸入する「ストロベリーキッズ」を運営するオーナーがご紹介する、「家族」「親子」での海外旅行を楽しくする工夫やアイデアが満載のブログです。 赤ちゃん連れの海外旅行から、高校生の子供を連れてのちょっと背伸び旅行まで、ヨーロッパ、アメリカ、アジアンリゾートを旅します。 お勧めの旅行会社の家族向けパッケージプランや、個人旅行の手配についてもご紹介していきます。お楽しみに♪
2012年7月31日火曜日
子連れパリ旅行1日目 夜 バレエ鑑賞「ラ・バヤデール」
3月27日火曜日夜7時半から
パリ旅行の楽しみの一つといえば、オペラ座でのバレエやオペラ鑑賞ですね。
パリ・オペラ座は、ガルニエ宮と呼ばれる19世紀以来の歴史のある劇場と、1989年に完成した大型の、現代的な劇場の二つがあります。
今日は新しい方の、オペラ・バスティーユへ。
この劇場は、2703席もある大きな劇場ですが、S席から見ても、手ごろなチケットで見ても、きちんと見えるよう設計されているそうです。
実際に、私はS席2席と、カテゴリー3という中頃のグレードのチケットを2席ずつ予約したのですが、子供たちは上から見る舞台も思いのほかよかったようです。
特に9歳の息子は、1階だと前の席との段差が足りないようで、上階から見下ろしたほうがよく見えた、と言っていました。
この日の演目は「ラ・バヤデール」です。
最近日本でもよく上演されている古典バレエの傑作で、特に2幕のコールドバレエ「影の王国」は一見の価値があるといわれています。
私は小学校の入学のお祝いが、ボリショイバレエの「白鳥の湖」だったのをよく覚えているのですが、1年生で、まったくバレエに無知だった私は、いきなりセリフもなく踊りだすダンサーに「・・・・????」
と、ボーゼンとしたことをよく覚えています(笑)
あの時代を代表するバレリーナ、マヤ・プリセツカヤが「瀕死の白鳥を踊ったのを見たのは小学生の頃だったと思うのですが、東京文化会館に詰めかけた観客が息をつめ、異様な緊張の中、幕が終わると同時に立ち上がって舞台に詰めかけた光景は記憶に焼きついています。まるでドラマのようですが、本当の話なんです。
通常、カーテンコールは挨拶をして終わり、が普通ですが、その時は鳴りやまぬ拍手に応え、プリセツカヤがもう一度、「瀕死の白鳥」を踊ってくれたんです。本当に、本当に感動しました。
あの鳥肌の立つような体験は、若い感受性の豊かな頃ならでは・・・という思いもあり、今回の旅行では、バレエを2回、オペラを1回予約したのです。
リサーチ魔の私は、まったくご無沙汰で知識も古くなっていたオペラ座バレエ団について、徹底リサーチ!
特に、ダンソマニさんには一杯お世話になりました。
ダンソマニ 日本語バージョンはこちらから
また機会を見つけてお話ししたいと思いますが、オペラ座のチケットを予約するコツなどは、こちらから勉強させていただきました。
その頃、ダンソマニでは「ラ・バヤデール」の話題で盛り上がっていたのですが、気になったのはダンサーの故障が多く、予定演者が毎日のように変わっていたこと!
オペラ座のチケットは1月の発売日初日にインターネットで予約したのですが、その時には誰がどの役をやるのかの情報は全くありませんでした。
ようやく、初日間近になって発表されたものの、二転三転四転・・・結局、前日発表されたキャストとも違う、というドタバタ劇になってしまいました。
私が見た27日のキャストは、
ソロル・・・ステファン・ビュヨンの
ニキヤ・・・エミリー・コゼット
ガムザッティ・・・サラ・コラ・ダヤノヴァ
となり、ホントびっくりっっ!!この中で予定通りなのはコゼットだけでした。
舞台の鑑賞としては、やはり息があっていない・・・多分、当日のリハだけだったでしょうから、仕方がありませんね。
子供でもバレエを楽しめるか心配な方は、ぜひ事前に勉強を。
私は事前にこの「ラ・バヤデール」のストーリーや背景について詳しくまとめたものをコピーして持参していて、当日舞台前に子供たちに読ませておきました。
これだけで理解度がまったく違いますので、最後まで楽しんで観られたようです。
「ラ・バヤデール」はルドルフ・ヌレエフが死の直前に振付けた伝説の舞台で、ゴージャスなセット、衣装、音楽・・・ため息が出るほど素敵な舞台です。
いかにも古典バレエという、一糸乱れぬコールドバレエの美しさは、パリオペラ座バレエならでは。
これで一番いい席でも92ユーロですから、日本で観るよりもずっとお得ですよね。
パリ以来、すっかりバレエファンになってしまった私は、明後日、3年に一度開催される「第13回バレエフェスティバル」のチケットを予約しているのですが、1枚25000円でした(涙)しかもAとBとガラと3種類、全幕ものを入れると5種類あるし(涙)
【オペラ・バスティーユ制覇のコツ】
1.開演前30分前に劇場入り口へGO!早くいかないと、座席までたどり着けないかも。中2階があったり、入り口が座席によって異なるので、迷っている間に舞台が始まっちゃいます!分からなかったら、とにかくスタッフにチケットをみせて!!
2.カタログは舞台前に購入。座席への各入り口ごとにスタッフがいて、当日のキャスト表を配っています。カタログはインターネットで事前予約もO.K.
3.幕間は早めにホワイエへGO!ここもグズグズしていると買いそびれちゃいます。マドレーヌがカラフルで美味しかった♪
4.とにかく人が多いので、迷ったとき用に集合場所を決めておこう
5.終演後ですが、目の前がメトロの駅、バスもたくさん走っているので、人の波に乗っていけば危険を感じることはないでしょう。私はバス停を探しているうちに人気がなくなってしまい、ちょっと焦りましたが。
6.近くにはたくさんレストランかあります。バスティーユは近年若者の街としても注目されているので、開演前に時間をとって散策してみるのも良いと思います。
7.フランス人って、ゆっくり食事をとるんですよね。私は開演まで1時間もなかったので、劇場近くのレストランは断られちゃったんです。そんな時にはピザ屋さんやバーガーやさんも近くにありましたよ。
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