お昼は、リシュリュー翼半地階のエスカレーターを上がったところにある「グラン・ルーブル」で軽食を取ることにしました。
カフェテリア方式なので、写真をみながら「Aセットで、つけ合わせはポテト、デザートはチョコムース♪」というように頼むことかできます。
前菜+メインか、メイン+デザートをチョイスして、飲み物を各自追加して、4人で67ユーロだったので、手ごろですね。
キャッシャーに日本人がいたので、安心して注文できましたよ。
ざっくり有名どころは見たのですが、じっくり見たら1週間というルーブル、どうやって制覇したら良いでしょう?
ルーヴル美術館のアプリは以前ご紹介したコレ!
なんですが、後から気が付いたこと・・・
意外と地図が間違っている・・・
ルーヴルはいかんせん、貸し出し中の作品も多く、こんな形の配置なのでまさに迷路
地図を作ったのですが、環境によって違って見えてしまうようなので、
こちらのルーヴル美術館のサイトからご覧ください
何が大変って、間をつなぐシュリー翼が現在絶賛工事中。。。
閉鎖されている部屋がいくつかあって、目の前にあるのに通り抜けできず、一旦別の階に移ってから反対側の翼に・・・という過酷さ。
ルーヴルって・・・我慢大会ですか?というくらい。
それと、有名な作品が多すぎて、実にさりげなく、というか裏の小部屋のような導線から外れた場所に超有名作品があったりするので、どの部屋も見逃せない。
ガイドブックは「地球の歩き方」を持って行っていたんですが、各階ごとの簡単な地図と有名な作品が数点のみの紹介なんですよね。
もぉ、こうなったら片端制覇してやる!と決意を固め、各翼毎に攻略することにしました。
一番上の写真は、私大好きな彫刻「アポロンとプシュケ」これは、ギリシャ神話を知っているとより楽しめる作品です。
私の子供のころの愛読書はギリシャ神話で、その本にはミロのビーナスやサモトラケのニケだけじゃなく、ラオコーンやプシュケの彫刻も載っていて、美術書としても楽しめたんですね。
大人になってから探しても見つからなかったんですが、これはどの出版社のものだったんでしょうか。
次からは順不同で、私の好きな作品を。
会社では「石フェチ」とからかわれていますが、昔はギリシャ・ローマ時代の端正な彫刻が好きだったんですが、大人になったらこういった古代文明の彫刻や建築、文字も大好きになりました。
上の写真は飛牛サルゴン2世の宮殿。リシュリュー翼の1階、古代オリエント部門にあります。
平面に描かれた独特の文字も萌えポイント。エトルリアやヒッタイト、中南米の遺跡も大好きです♪
日本でも大人気のフェルメールさん。有名な「レースを編む女」も、こーんなに小さくって、うっかりすると見逃してしまいそう。この作品は、リシュリュー翼の3階、絵画部門にあります。
同じく3階にはフラゴナールの「閂」があります。
先日観た世界バレエフェスティバルでは、ルグリとオレリーがこの絵画そのままの姿をみせてくれました。
私の最も好きな絵画の一つ「ポンパドゥール夫人」の肖像画は、同じく絵画部門にありますが、この作品、油彩に見えますが、実はパステル画なんです。
それを知った時の驚愕ったら!子供たちもびっくり!2度見、3度見してました(笑)
手前の機械で、絵をクローズアップしたり、パステル画の特徴を体験したりと、子供たちはこの絵はかなり楽しんでいました。
このブーシェの「水浴のディアナ」は思い出の作品です。
私が小学生のころ、国立西洋美術館でフランス絵画展があって、この作品も来日していたんですね。
ブーシェをはじめとするフランス絵画の、愛らしい天使や女神の美しさに、子供の私は夢中になって、ポスターも部屋に飾っていました(笑)
さすがにこの頃にはくたくたになって、この後バレエを観る予定だったため、この日は2/3の制覇で諦めることに。
最後にどうしても見たかった逆さピラミッドを探して半地階をうーろうーろ。
結局、ナポレオンホールではなく、ブティックを通り抜けたカルーセル・デュ・ルーブル側にありましたよ。
ここにMは眠っているんでしょうか(笑)
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