2012年8月29日水曜日

ひみつのアッコちゃん、プレミア試写会に行ってきました!

ひみつのアッコちゃんのプレミア試写会に行ってきました!
プレミア試写会

場所は渋谷公会堂。
渋谷公会堂

お客さんがどんどん入り口に吸い込まれていきます。

入り口では、
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン〇〇〇にな~れ!」
と書かれた大きな紙が渡され、開演までに自分のなりたいものを記入して待機(笑)

上演前のトークショーには、綾瀬はるかさん、岡田将生さんのほか、吹石一恵さん、香川照之さん、塚地武雅さんが来ていましたよ。

綾瀬はるかさん、レトロなワンピが可愛い~♪
岡田さんが登場したときの会場の熱気がすごくってびっくり!

丁度旅行中持ち歩いていた双眼鏡があったので、じっくり観察~(笑)

吹石さん、ほっそいっ!
香川さん、声でかいっ!でも大物の風格~!話しの落ちもしっかりしていて芸人みたい。
塚地さんは相変わらず面白いし、俳優としてもうまいですよね。

TV CMでよく見る「大ヒット~!」というのをやっちゃいました(笑)
CM始まったら映るかな?

綾瀬さん、天然なんですね。映画の中のアッコちゃんのぼけっぷりとかぶるかぶる(笑)
あまりにもトークショーがグタグタだったので、映画の内容も心配でしたが、綾瀬さん、さすがに女優ですね~
すごーく役にあっていて、びっくりしました。

内容は・・・観るとハッピーになれる映画ですね。いっぱい笑っちゃいました。
漫画とは違いますが、アッコちゃん、現代版シンデレラ?サクセスストーリーで面白かったですよ。

肝心の貸し出しした家具ですが、最初と最後にじっくりとアッコちゃんのお部屋のシーンがあって、家具もしっかり映っていましたよ~!

エンドロールも、きちんとチレキのロゴがあって一安心。ビデオが出たらトルコに送らなくちゃ(笑)

2012年8月27日月曜日

ラフォーレ原宿SWIMMERショップの写真できました♪

以前告知していたラフォーレ原宿SWIMMERショップのデコレーション写真GETしました!

スイマー1

25日、26日とスタッフがカタログとノベリティの配布を行いました。
ノベリティのキーホルダーとポストカード、はたくさん持って行ったので、まだ在庫有り、です。
スタッフさんに言うともらえると思いますので、声かけてみてくだささいね~!

スイマー2
ZAKKA可愛い~♪
スイマー4
SWIMMERさんのムック本を開くとアッコちゃんのお部屋が。チレキの家具もたくさん載っていますよ。

スイマー3
明日は綾瀬はるかさんも出席する、プレミアム試写会にいってきまーす!

2012年8月20日月曜日

有名雑貨メーカーSWIMMERさんとのコラボ企画。8月25、26日はラフォーレ原宿へ♪

ひみつのアッコちゃんポスター
明日から夏休みなので、少し早いのですが告知させてください。

映画「ひみつのアッコちゃん」のアッコちゃんのお部屋の家具は弊社提供というお話は以前させていただきましたが、雑貨はSWIMMERさんのご提供。

映画公開の時期と、ラフォーレ原宿店のリニューアルの時期が重なったということもあり、原宿店の一角に「アッコちゃん」のコーナーが作られることになり、弊社からデスクと本棚を提供させていただくことになりました。
展示期間は約1か月を予定しています。

弊社スタッフも25、26の両日店頭にて弊社カタログとノベリティを先着100名様にプレゼントさせていただきます。

【告知】

SWIMMERラフォーレ原宿店  B1.5階
8月25日、26日 11時オープン  カタログとノベリティのプレゼント先着100名様


もちろん、インテリアのご相談も承ります。

SWIMMER

SWIMMERさんの雑貨、お値段も手ごろですっごく可愛いんですよ~!!
今まではクレアーズでディスプレイ用の雑貨を買うことが多かったのですが、これからはSWIMMERさんのものもぜひ使っていきたいと思っています。

SWIMMERさんの公式HPはこちらから


「ひみつのアッコちゃん」の公式Facebookでは、アッコちゃんのお部屋、ということで何回も紹介していただいていたんですね。

こんな記事も発見!
アッコちゃんのお部屋のコンセプトは「舞台」だったんですね。

*****公式Facebookより抜粋******

【Production Note File.2】
夢を楽しみ、変身にときめく『アッコちゃん』の世界観②

アッコちゃんの部屋について。

「アッコちゃんは、自分の『世界』を大切にする女の子。カラフルでポップな色をテーマとし、衣装と共に部屋の壁紙や絨毯のカラーリング、飾りなどは思いっきり遊びました。

この部屋全体が、アッコちゃんにとっては『舞台』。ここでは彼女だけのファッションショーが行われている。そんなふうにしたかった。たとえば、ここが真っ白な壁紙や普通のベージュの絨毯だったりしたら、そこで変身(ファッションショー)しても絶対面白くないと思うんですよ。

アッコちゃんの『変身した!』というドッキリ感がさめてしまうような気がして。イメージとしてはバービー人形のお部屋になってるかな?」

と語る岩城南海子さん。

これは小学生女子ばかりではなく、あらゆる女性の乙女心の中核を成すもので、魔法を享受できても、ときめかなければ楽しくない。だから、アッコの部屋はときめきを醸成しているのです!

*****ここまで*******

女の子は誰でも、小さい頃プリンセスや魔女になったつもりで、スカートを広げてくるくる回ってみたりしましたよね?
そんなきゅんっとする頃を思い出させるような、ちょっと懐かしいようなお部屋です。
アッコちゃん部屋デザイン画

このデザインがこんな風に・・・
pc.jpg

上記写真は「ひみつのアッコちゃん」公式Facebookより拝借いたしました。

2012年8月19日日曜日

映画「秘密のアッコちゃん」のお部屋が公開!チレキの家具がこんなに可愛く♥

映画「秘密のアッコちゃん」でチレキのSL Floraシリーズが使用されている話は先日ご紹介しましたが、今日公式ブログから「アッコちゃんのお部屋」がダウンロードできることを発見!
こんな風にコーディネートされていたんですね。

少し昭和レトロな壁紙やリネンと、リアルに生活感のある小物達。
今まで考えていたフロラとは違った表情を見せてくれています。

9月1日からの公開が今から待ち遠しいです♪
ダウンロードはこちらから
秘密のアッコちゃん壁紙
SL Floraシリーズはこちらから

2012年8月18日土曜日

第13回世界バレエフェスティバルBプログラムを観てきました!

バレエフェス
8月14日、世界バレエフェルティバルの千秋楽の日に行ってきました!以下はNBSのHPから拝借しました。

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第13回世界バレエフェスティバル  <プログラムB> 
8月14日(火)18:00開演  会場:東京文化会館


■第1部■ 18:00~18:55

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

「パルジファル」  
振付:モーリス・ベジャール/音楽:リヒャルト・ワーグナー
カテリーナ・シャルキナ オスカー・シャコン

「タイス」(「マ・パヴロワ」より)
振付:ローラン・プティ/音楽:ジュール・マスネ
上野水香 マシュー・ゴールディング

「エフィ」
振付:マルコ・ゲッケ/音楽:ジョニー・キャッシュ
マライン・ラドメーカー

「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー

<休憩15分>


■第2部■ 19:10~20:05

「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

「ウィズアウト・ワーズ」
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:フランツ・シューベルト
オレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
アニエス・ルテステュ ステファン・ビュリョン

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ピエール・ラコット/音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
エフゲーニャ・オブラスツォーワ マチュー・ガニオ
東京バレエ団


<休憩15分>


■第3部■ 20:20~21:20

「マーラー交響曲第5番」より"アダージェット" 
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:グスタフ・マーラー
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

「シェエラザード」 
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
ポリーナ・セミオノワ イーゴリ・ゼレンスキー

「アザー・ダンス」
振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:フレデリック・ショパン
オレリー・デュポン ジョシュア・オファルト

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ


<休憩15分>


■第4部■ 21:35~22:30

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ  ウラジーミル・マラーホフ

「コール・ペルドゥート」  
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:マリア・デル・マール・ボネット
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ウリヤーナ・ロパートキナ マルセロ・ゴメス

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト マニュエル・ルグリ

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン


指揮:ワレリー・オブジャニコフ  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 
 
ピアノ:髙橋 望 (「椿姫」「アザー・ダンス」「ル・パルク」)

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先日、Aプログラムの感想を書かせていただきましたが、本日はBプログラム。
今回、チケット争奪戦に出遅れてしまって、AプロはS席でしたが、BプロはA席しか取れなかったんです。
といっても、2階の最前列席だったので「まぁ良いか~」と思っていたら、まさかの直前「関係者席発売!」

「まぁ、S席取れたらね~」とアクセスしたら、意外と良い席をとれてしまったんですよ!びっくり。
なので、本日は中2の次女と鑑賞です~

私は通路を挟んで1列目の関係者席。うんうん、視界も良好で期待が高まります~!

ところがね、結論から言うと、前回に比べてあまり感動できなかったんです。
やっぱり、人間最初に観たものの印象の方が強烈に残ってしまってよく見えるのか、はたまた関係者席が悪かったのか。

何といいますか、Aプロの時は周りの拍手も凄くって、私も翌日上半身筋肉痛~というくらい、手が真っ赤になっちゃうほど拍手したんです。

でもBプロでは、なんだか周りの拍手がまばらで、あまり熱心じゃない感じがしたんですよ。
または1階は上部が開けているのが拍手がまばらに感じられたのかな~と。

掲示板をみますと「Bプロのほうが断然よかった!特に最終日はものすごく盛り上がった!」と絶賛の声が続々・・・

人間の印象ってさまざまな要因で変わってしまうんだなぁ~と改めて思いました。

公演自体は「回る回る、飛ぶ飛ぶ~」っていう感じ。とっても楽しかったし、ファンになってしまったダンサーもいて、これからも散財してしまいそう(笑)

今回は特に印象に残った演目だけ書かせてください。

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「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

チャイコフスキーの音楽って素敵!ダンサーは前回私的にヒットだった「モペイ」を踊ったフォーゲル君。正統派の古典音楽に現代的なエッセンスを加えた作品で、オープニングにふさわしい華やかさでした。

「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー

ごめんなさい~この日美術館鑑賞でちょこっとお疲れモードで、ちょっと前半うとうと・・・だったんですが、後半目が覚めました!回る回る、飛ぶ飛ぶ第一弾!観客のテンションもうなぎ上りで、カーテンコールの盛り上がりがすごかったです。
ただ、ライモンダってああいう衣装でしたっけ??

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
アニエス・ルテステュ ステファン・ビュリョン

「椿姫」は、パリオペラ座のものを持っていて、まさにこの二人が踊っているバージョンで、すごーく感動したので楽しみにしていたんですが、ちょっとテンション低かった?
DVDではステファン・ビュリョンが若者にありがちな、自分本位のかたくなな愛情をぶつける、純朴な青年・・・という感じがして、適役!と思ったんです。
アニエスも年上の、大人なマルグリット。さすがの美しさで「もぅただ一緒にいられるだけで幸せ!」というのが女の私でもわかるし、自分から身を引く際の苦悩が痛いほど伝わってきたんですが・・・やっぱりこういった物語性の強いドラマティックパレエは全幕で観たいものですね~。
さらにセットや背景があまりにもないので、若干パントマイムのようになってしまっていて、そこで現実に引き戻されてしまった。
うーん、欲を言えばきりがないのですが、多分期待値が高すぎたと思います(笑)


「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ピエール・ラコット/音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
エフゲーニャ・オブラスツォーワ マチュー・ガニオ
東京バレエ団

私、あまりクラシックに詳しいわけではないので、皆さんのように「オケひどすぎ!」と気が付くことが少ない方だと思うんですが、この日の金管は・・・ひどすぎです(涙)

この演目以前にも??と思うことが多く、カセットのものもなんだか音が平面的でヘンだな~と思っていたんですが、クライマックスの盛り上がる部分で「ブフォッ」って・・・折角のシルフィードの世界が一転お笑いの世界に(涙)

マチュー様はパリ滞在中に「ダンセズ・アット・ア・ギャザリング」を観て「キレ~♪エルフのプリンセスみたい~」と思っていたんですが、この方不思議ですよね。顔立ち自体はほかのダンサーさんにもハンサムさんが多いですが、なんだか人間離れしている・・・ホント妖精やおとぎの国の王子様みたい。
ラ・シルフィードはきちんと舞台セットも出ていましたし、コールドもあって「ザ・バレエ」を堪能しましたよ。

・・・あとは音楽だけ・・・お願い

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ

多分、この日一番の拍手をもらっていたのがこの「海賊」
回る回る、飛ぶ飛ぶ第二弾です!

もぉ超絶技法ばっかり見ていると、目が肥えてしまって、あまり「おおっ」と驚くことはなくなってしまうものですが、「おおっ」の連続(笑)

ワシーリエフが目にも鮮やかなブルーの衣装、上半身裸で登場した時、別に筋肉フェチでもなんでもないですが「はぁ~なんてきれいなんだろう!!」とびっくりしてしまいました。

そして滞空時間のながーいジャンプと高速スピン!オシポワのフェッテも凄くって「このペア素敵!!」と大興奮してしまいました。
パンフレットを観てみたら、前回のAプロを書いたブログで、コンテンポラリー「セレナータ」を私、大絶賛していました(笑)
はぁぁ~、この二人の「パリの炎」とワシリーエフの「スパルタクロス」観たかった~!!今年、すでに来日していたなんて・・・しかも今回は全幕でドンキ踊っていたなんて~!!
本当に今まで知らなかったことに後悔です~。
娘も「すごかったね!」と親子でキャーキャー言ってしまいました(笑)

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ  ウラジーミル・マラーホフ

「ル・パルク」は音楽も大好き!
これもディアゴスティーニの「週刊バレエDVD」を持っているんですが、このDVD解説付きなので、こういった意味を知っていた方が楽しめるバレエには本当にお勧めです。

マラーホフは伝説のダンサー。どんな演技を見せてくれるのかと期待していたのですが、ごめんなさい~これも先にDVDを観てしまっていて、しかも私の一番大好きなローラン・イレール様のバージョンなので、あまり感動できませんでした。
なんだろう、色気不足というか・・・

イレール様のバージョンで「ル・パルク」観てみてください

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド" 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ウリヤーナ・ロパートキナ マルセロ・ゴメス

「フェスって怖いな~」と改めて実感したこの作品。
実はAプロで同じ演目をアニエスとジョゼが踊っているんです。
そちらももちろん良い!のですが、なんといいますか・・・もう、絶品。。。比べてはいけないと思いつつ・・・

ロパートキナ様は、前回「瀕死の白鳥」の静謐な美しさにでノックダウン。ゴメスも大笑いさせてもらってファンになっていたので、本当に楽しみにしていたんですが、期待以上の素晴らしさ。

掲示板でも、このダイヤモンドと次のオネーギンを大絶賛しているものが多かったですね。

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト マニュエル・ルグリ

鳥肌が立ちました。舞台にあふれる気迫、哀切な情感が胸に迫って、ぐいぐいと舞台に引き込まれました。

オネーギンって、クランコのドラマテイック・バレエでは絶対に名前が上がる名作ですし、Aプロの「鏡のパドドゥ」もとてもよかったので、期待していたのですか、ルグリは年齢を重ねた男だけにできる哀愁が痛いほど感じられて、素晴らしかった!
劇場全体が息をのみ固唾をのんで見守るという緊張感もたまらなくよかった。
この舞台を生で観られて幸せ、と思いました。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン

シムキン君で始まりシムキン君で終わったこのフェスティバル。
さすがのジャンプ!でしたが、サレンコのバランスをみせるためか、若干テンポがゆっくりめ。
畳み掛けるような大技の連続!というのが観たかったので、ちよっと残念。3部の海賊が凄かったし、1部のロホも凄かったから驚かなくなってしまったでしょうね。贅沢な悩みです(笑)
ブラックの天井画


今回気が付いたのは、Bプロは断然クラシックが良かったんです。
コンテンポラリー好きだと思っていたのでちょっと意外。
それで気が付いたんですが、現代音楽にコンテ、はマッツエクの「アパルトマン」やマクレガーの「ジュヌス」などは好きなんですが、クラシック音楽+コンテンポラリーのムーブメントの組み合わせの妙に、より惹かれるんですね。
例えばルーヴル美術館のブラックの天井画のような。

なんはともあれ、このフェスティバルがなかったら知らなかったであるう、素晴らしいダンサーたちに出会えたこと、ガラならではの美味しいとこどりの(笑)演目に、ただただ大満足でした。
あ~3年後が楽しみです。 [閉じる]

2012年8月17日金曜日

マウリッツハイス美術館展「真珠の耳飾りの少女」を観てきました

チケット

中2の次女と東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」に行ってきました。

お盆ということもあって、待ち時間は40分・・・

待ち時間は、こちらのサイトでご確認いただけます

ここで、事前にオンラインチケットを購入していくことをお勧めします。

上野駅のチケット売り場で購入しておいてもいいですね。

といいますのは、私が美術館に到着したところ、外まで続く長蛇の列・・・にも並べず、まずはチケット売り場で当日券の購入をしなくてはならなかったんです。

東京都美術館
チケット売り場は建物の中、列の最後尾はエスカレーターを上がった上の階。

むーん・・・駅で買っておけばよかった(涙

なんとかチケットを購入して、列の最後尾に並んで40分。

意外といいペースで入場はできたんですが、6つの展示室しかない小さな展示会なので、人の山、山、やま・・・

一つの作品を鑑賞するのに10-20分かかりそう。前も動かないし。

パレエの開演時間も迫っていたので、ゆっくりは見られず、次女の好きなフランドル絵画、特に風景がと静物画を中心に観て、あとはさっと流しました。

次女はルーブル美術館に行った時も、精密な写実主義のオランダ絵画のフロアが気に入っていて、いつもは私との芸術鑑賞はめんでくさい~と渋るのですが、今日はほくほくとついてきました。

目玉のフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」ですが、これは誰もが知っている傑作ですよね。

もともとこの作品好きだったのですが、映画「真珠の耳飾りの少女」を観て、フェルメールの作品に興味を持つようになりました。

この映画、主演女優はスカーレット・ヨハンソン。肉感的な唇が印象的で、絵画のモデルをするシーンは、本当に「絵から抜け出てきたよう」でした。

この映画では、今ベルリン博物館展で来日している「真珠の首飾りの女」の制作シーンも出てくるんですよ。


さて、やっと肖像画のフロアにやってきました。

このフロアの目玉は「真珠の耳飾りの少女」ですが、これを最前列で観るためにはさらに30分待ち。。。

さすがに待っていられないので、最初は肩越しに観ていたのですが、だんだんと前の方もいなくなったので、結局は前から2列目で鑑賞できました。しかもじっくり。

最前列での鑑賞は、歩きながらの素通りになってしまうので、じっくり見たい場合は、気長に前が空くのを待っていた方が良いかもしれません。

絵画鑑賞を終えたら、都美術館のレストランに行ってみましょう。

2階にあるミュージアムテラスでは、ガラス張りの店内から上野の森公園が臨めます。

グラタン

時間が30分しかなかったので、私は海老とアボカドのグラタン、娘はミートソースのドリアを頼みました。

スウィーツ大好きな娘はティラミスと、私はワッフルをデザートに。ワッフルはかりかり、ティラミスはふんわりで大満足でした。

美術館のお食事、昔は今一なイメージだったのですが、前回の科学博物館に続き、◎でした!
デザート

2012年8月15日水曜日

パリ・オペラ座バレエ鑑賞とレオン・ド・ブリュッセルでムール貝

オペラ座

3月28日 夜 オペラ座・ガルニエ宮で2夜連続のバレエ鑑賞。贅沢~♪

ルーヴル美術館を出て、メトロに乗り換えてオペラ駅で下車します。

オペラ駅を降りると、パリの繁華街。どこでディナーをとりましょう?

まだパリのレストランになれていなかったので、ガイドブックお勧めの「レオン・ド・ブリュッセル」でムール貝をいただくことにしました。
ムール貝

レオン・ド・ブリュッセルのメニューはここからご覧いただけます

私はお勧めのムール貝のセットメニュー、子供たちはなぜかステーキセット(笑)

ムール貝は出汁も出ていて美味しいんですが、子供はムール貝の形が苦手みたい。ステーキはポテト山盛りで大好評でした。

ここは、ささっと安全なファミリーレストランスタイルなので、子連れ旅行に最適ですよ。

場所はオペラ座徒歩1分ほどのところにありますので、時間がないときにもお勧めです。

ふと気が付くと開演30分前!急いでオペラ座に向かいます。

夜のオペラ座

ライトアップされたオペラ座は宮殿のよう。佇まいが他を圧倒する優美さです。

一歩足を踏み入れて、感嘆のため息・・・・

昨夜のバスティーユはあくまでも劇場。ここは社交場ですね。

シャンデリアに煌く階段を昇るのは至福の時間。子供たちもいっぱしの紳士、淑女です。

今日観る演目は、ウェストサイドストーリーで有名な、ジェームズ・ロビンス振り付けの「ダンセズ・アット・ア・ギャザリング」と、マッツ・エクの「アパルトマン」

ジャンルとしては、クラシックの形を残したネオ・クラシックと、コンテンポラリーでしょうか。

事前にオペラ座のHPでこの演目のビデオを観て「なんでトイレかかえてるの??なんで掃除機振り回してんの??」と謎で、コンテンポラリー=苦手、という意識があった私は、パスしていたんです。

ところが、古典の「ラ・バヤデール」のキャストがあまり評判が・・・で、さらにけが人続出。

片や、こちらのコンテンポラリーの方は「何人エトワールが出てるの?贅沢~」と気が付き、1か月前に滞在中の空席を探したところ、当然「満席」

調べていくうちに、絶対に観たいダンサーが自分でもわかってきて、

マリ=アニエス・ジロのコンテンポラリー
オーレリ・デュポンだったらどっちでも♥
アニエス・ルテスリュってよく名前見かけるなぁ
マチュー・ガニオって美形
カール・パケット、カッコいい
ニコラ・ル・リッシュって凄そう
クレール・マリ・オスタって可愛い。コケティッシュ
え、退団したジョゼ・マルティネスも出るんだ。これはめったに観れないかも。

等と探していたら、なんと28日夜の部が全員総出演!びっくり!!

そこで、この日に絞って、毎日空席を検索していたのですが、当然空きは出ず。

これは縁がないのかと諦めていた旅行前日・・・なんと、前から3列目が緊急発売。

あせあせしながら4席確保しました~大奮発、全員S席!!ふぅっ、やっぱり私の旅行運、最高~♪

ちなみに、オペラ座のチケットの取り方はこちらをご覧ください

さて、公演の感想です。

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私の観た舞台を”CULTURE BOX”というサイトが特集しているので、ここから観てみてね♪動画で楽しめます
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ジェームズ・ロビンスって、オタク話になりますが、有吉京子先生のSWAN白鳥に重要キャラで出てくるんですよね。

バレエ漫画が好きだった私は、当然今でも全巻持っているんですが(笑)当時、ロビンスやバランシンの「音楽が目に見えるよう」というダンスが理解不能で「いったいどんなバレエなんだろう」と長年の謎だったんですね。

今回、幕が上がった瞬間、わかりましたとも!!

マチューガニオが舞台に佇み、ショパンの音楽に乗って、腕を振り下ろした瞬間「音楽をバレエで表現するってこういうこと!」というのが、すとん、と理解できました。

とにかく、動画をご覧ください。


ダンセズ・・・は、ストーリーはなくて、カラーで役名が与えられ、色に応じた個性が付加されています。
若い男女が音楽と戯れ、一人で、二人で、三人で恋の駆け引き。グループでパートナーを入れ替えて、ロンド(輪舞)

私には、広い草原や海辺、色々なシチュエーションがイメージできました。

ステップはあくまでクラシックの基本の応用系だから優美。

最後は、全員が夕日の草原に佇み、空を飛ぶ鳥を眺め、日が暮れて楽しい一日が終わる・・・という風情です。

とてもしゃれていて、ショパンの音楽ともあっていて、軽妙な洒脱な作品でした。

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次に「アパルトマン」ですが、休憩時間に目の前のオーケストラピットが板でふさがれてく・・・

これって、手を伸ばせば手が続くような超至近距離で舞台を拝めるということでしょうか?

アパルトマンは、新進気鋭の振付師、マッツ・エクがオペラ座の為に振付けた作品で、なんと今回はオリジナルキャストに近い顔ぶれで演じられるなんて、感激~!!

オペラ座観客席

オペラ座の舞台の幕ってすごい素敵だと思いませんか??

幕の前に、小っちゃいビデがあるのわかりますか?

子供たちは、筋を知らなかったので、このトイレの登場に度胆を抜かれたみたい(笑)

不協和音を使ったエレキな音楽が流れると、マリ=アニエスが現れ、ビデを愛おしそうに愛撫します。

そこに、大声で騒ぎたてる若者の一群が、幕下から転がり出てきます。

マリ=アニエスって、ジロ姉さんと書かれていることがあったけれど、納得。なんだか、姉御!な感じです。カッコいい!!

とにかく、観てみてください~

他には、ニコラとアリスのドアのシーンや、掃除機の行進。ジョゼもDVDの時よりも枯れているのがTVの役にあっていて、眼福。


シーンが変わるごとに、一枚ずつ舞台の幕が上がり、背景には同じデザインの幕。らっきようの皮むきみたい(笑)

すべての幕が上がると、音楽を奏でていたフレッシュ・カルテットが現れ、ダンサーにからかわれたり、あれってブーイング??

日常の11景を描いた作品ということですが、フレッシュ・カルテットの音楽がイイ!

そして、幕が上がるごとに現れるちょこっと舞台装置でショートコント!的に物語が始まります。

冷め切った夫婦とか、ムーディーな男女の駆け引きとか、うつろな目でTVを観る男性とか。

最後にすべての幕が今度は逆に閉まって、ジ・エンド!!

もぉねー、ロックのコンサートを最前列で観たような大興奮。一晩中、音楽と映像が頭の中で流れていましたもの。

これで一発でコンテンポラリーの魅力に取りつかれてしまった私。食わず嫌いしないで、イロイロ観てみればよかった!

子供たちも、このバレエは一番良かった!と大絶賛。

でも、座席も良かったせいだと思うんですけどね。

飛び散る汗、ダンサーの激しい息遣いが目の前なんて、ドキドキしっぱなしです~

アパルトマン

この日、一番の拍手をもらっていたのは、ニコラ・ル・リッシュ。手前の赤いスケスケの服着た男性です(笑)

丁度怪我か治ったばかりだったようで、満場の拍手をもらっていました。

あまりにもよかったので、日本に帰って早速注文しちゃいました。コレ!

もう何回見直したことか!コンテンポラリーキライ!と思っている方、先入観なしで是非見てみてください。

ちなみに、このDVDよりも、私が実際に観た舞台の方が良かったですけどね~ダンサーさんも、進化しているんですね~♪



2012年8月13日月曜日

子連れパリ旅行3日目午後 ルーヴル美術館

プシュケ

お昼は、リシュリュー翼半地階のエスカレーターを上がったところにある「グラン・ルーブル」で軽食を取ることにしました。
カフェテリア方式なので、写真をみながら「Aセットで、つけ合わせはポテト、デザートはチョコムース♪」というように頼むことかできます。

前菜+メインか、メイン+デザートをチョイスして、飲み物を各自追加して、4人で67ユーロだったので、手ごろですね。
キャッシャーに日本人がいたので、安心して注文できましたよ。

ざっくり有名どころは見たのですが、じっくり見たら1週間というルーブル、どうやって制覇したら良いでしょう?

ルーヴル美術館のアプリは以前ご紹介したコレ!

ルーブル美術館

なんですが、後から気が付いたこと・・・
意外と地図が間違っている・・・

ルーヴルはいかんせん、貸し出し中の作品も多く、こんな形の配置なのでまさに迷路

地図を作ったのですが、環境によって違って見えてしまうようなので、
こちらのルーヴル美術館のサイトからご覧ください

何が大変って、間をつなぐシュリー翼が現在絶賛工事中。。。
閉鎖されている部屋がいくつかあって、目の前にあるのに通り抜けできず、一旦別の階に移ってから反対側の翼に・・・という過酷さ。
ルーヴルって・・・我慢大会ですか?というくらい。

それと、有名な作品が多すぎて、実にさりげなく、というか裏の小部屋のような導線から外れた場所に超有名作品があったりするので、どの部屋も見逃せない。

ガイドブックは「地球の歩き方」を持って行っていたんですが、各階ごとの簡単な地図と有名な作品が数点のみの紹介なんですよね。

もぉ、こうなったら片端制覇してやる!と決意を固め、各翼毎に攻略することにしました。

一番上の写真は、私大好きな彫刻「アポロンとプシュケ」これは、ギリシャ神話を知っているとより楽しめる作品です。

私の子供のころの愛読書はギリシャ神話で、その本にはミロのビーナスやサモトラケのニケだけじゃなく、ラオコーンやプシュケの彫刻も載っていて、美術書としても楽しめたんですね。
大人になってから探しても見つからなかったんですが、これはどの出版社のものだったんでしょうか。

次からは順不同で、私の好きな作品を。

飛牛サルゴン2世の宮殿

会社では「石フェチ」とからかわれていますが、昔はギリシャ・ローマ時代の端正な彫刻が好きだったんですが、大人になったらこういった古代文明の彫刻や建築、文字も大好きになりました。

上の写真は飛牛サルゴン2世の宮殿。リシュリュー翼の1階、古代オリエント部門にあります。
平面に描かれた独特の文字も萌えポイント。エトルリアやヒッタイト、中南米の遺跡も大好きです♪

フェルメールさん

日本でも大人気のフェルメールさん。有名な「レースを編む女」も、こーんなに小さくって、うっかりすると見逃してしまいそう。この作品は、リシュリュー翼の3階、絵画部門にあります。

閂
同じく3階にはフラゴナールの「閂」があります。

先日観た世界バレエフェスティバルでは、ルグリとオレリーがこの絵画そのままの姿をみせてくれました。

ポンパドゥール夫人

私の最も好きな絵画の一つ「ポンパドゥール夫人」の肖像画は、同じく絵画部門にありますが、この作品、油彩に見えますが、実はパステル画なんです。

それを知った時の驚愕ったら!子供たちもびっくり!2度見、3度見してました(笑)
手前の機械で、絵をクローズアップしたり、パステル画の特徴を体験したりと、子供たちはこの絵はかなり楽しんでいました。

ルノアール

このブーシェの「水浴のディアナ」は思い出の作品です。
私が小学生のころ、国立西洋美術館でフランス絵画展があって、この作品も来日していたんですね。

ブーシェをはじめとするフランス絵画の、愛らしい天使や女神の美しさに、子供の私は夢中になって、ポスターも部屋に飾っていました(笑)

逆さピラミッド

さすがにこの頃にはくたくたになって、この後バレエを観る予定だったため、この日は2/3の制覇で諦めることに。

最後にどうしても見たかった逆さピラミッドを探して半地階をうーろうーろ。

結局、ナポレオンホールではなく、ブティックを通り抜けたカルーセル・デュ・ルーブル側にありましたよ。
ここにMは眠っているんでしょうか(笑)

子連れパリ旅行3日目午前 ルーヴル美術館

3月28日 子連れパリ旅行のメインイベント!

ルーヴル美術館です!

今回の旅行目的は、たくさんの美術品、芸術作品を観ること。

計画を立てるにあたっては、体系的に美術の流れが感じられるように、古い時代から新しい時代への鑑賞できるように考え、ルーヴル→オルセー→ポンピドゥーとしました。
また、バレエも古典→コンテンポラリー、日にちを変えてオペラとグレゴリオ聖歌と多角的に観られるように工夫しました。

ルーヴルは、飽きないように予習を(笑)


ダ・ヴィンチ・コード ロケ地探し!!(笑)

子供って宝探し的なゲーム大好きですよね。だから「あ、ここ映画に出てきた!」というのは、なかなか楽しかったみたい。

それと、上の娘たちにはこんな本も与えてみました。






ここら辺は、観終わった後に「あー、この絵は神話のこの話だったのか!」とか復習するのにも最適だったようです。

さて、本題に戻りましてルーヴル美術館。

もちろん朝一番にガラスのピラミッドに到着!映画を観ていたので、感慨もひとしおだったみたい。
映画の最後に出てくる逆さビラミットやローズラインを探す探す(笑)

ガラスのビラミット

ルーヴルはこのビラミット入り口からエスカレーターを降りて、半地階のナポレオンホールから各翼に入ることになります。

ミュージアムチケットを持っている私は問題なんですが、子供たちはパスポート持参!これは昨日懲りたので必須アイテムです。

パスポートの使い方ですが、各施設によって異なるようで、パスボードをチケット売り場で提示して子供用チケットを発見してもらう施設と、入り口でパスポートの写真が載っているページを提示する場合がありました。
ルーヴルは後者で、各翼の入り口ごとにパスポートを提示する必要があります。

チケットは新たに買う必要はなかったのですが、子供たちに少しでも興味を持ってもらおうとイヤホンガイドを借りることに。
チケット売り場で「日本語のイヤホンガイドを借りたい」というと「もう日本語のイヤホンガイドはないよ。英語とフランス語と・・・だけ」

え・・・・・・・?????

いつなくなってしまったんでしょう?

首をかしげつつ、別のチケット売り場でしつこく聞いてみると、フツーに貸し出しチケット売ってくれました。
一体なんだったんでしょう?

そのチケットを持って、各翼の入り口にあるイヤホンガイド貸し出し窓口へ。
注意しないといけないのは、返却は借りた窓口だけの受付となっていること。
ガイドを貸し出す際に、メモ帳に「ドノン翼」のように書きなぐってくれます(笑)
あ、あとで気が付いたんですが、イヤホンガイド窓口の横に、貸し出しチケットの自動販売機がありました(涙)

イヤホンガイド

*この情報は2012年3月のものです。最近新しくニンテンドーDSを使った案内ができたようですよ。

イヤホンガイドはGPS機能付きなのかな?自分の現在地を教えてくれて、
「直進100メートル後、右の階段を上るとミロのビーナス」
のように教えてくれます。

イヤホンガイドはいろいろなコースを選べるのですが、まずは鉄板のミロのビーナス、サモトラケのニケ、モナリザは見なくちゃ!と、基本コースを選択。

この基本コースが辿るルートは下記の通り

シュリー翼の入り口から入り、中世のルーヴル、つまり要塞としてのルーヴルの土台を観ます。
中世のルーヴル
ここは、ルーヴルのリニューアルの時に発掘されたものなので、私も初見。

埋もれた、とか秘密の、とか聞くとわくわくしてしまう私は、最初っから大興奮!

この要塞を横に見つつ進むと、突き当りにスフィンクスが。
スフィンクス

スフィンクスの横の階段を1階に昇ります。

昇り切るとミロのビーナスが近くにあります。
ミロのビーナス
正面、側面、背面どこもきれい!激写~!

ビーナスを観たら、その先にある階段を昇ると

サモトラケのニケ
船を土台に今にも飛び立たんばかりの、サモトラケのニケが、階段踊り場に現れます。

ここは、空間の使い方が見事ですね。

開放感のある空間が、ニケの翼を生き生きと、空気をはらんでいるように際立たせます。

ニケを観ると、一旦少し階段を戻り、対面に見えている階段を上がったところがドノン翼になります。

ここのグランドギャラリー、映画にもバッチリでてくるところです。

グランドギャラリー中ほどを右手の部屋(国家の間)に入ると、モナ・リザに会うことができます。
モナリザ

モナ・リザの部屋は他にも名画が一杯。

モナ・リザの正面に掛かっている絵は「カナの婚宴」で、これはルーヴルで一番大きい絵なんですよ。

ここでガイドが一旦終了。そろそろお昼です。

2012年8月11日土曜日

スカイツリーとタワー丼

昨日は真夏のデバンニングでした。
デバンニングとは、海外から輸入した家具を、コンテナから積み降ろし、倉庫に搬入する作業。

朝6時集合で作業を始めるのですが、久しぶりの真夏のデバンニング・・・つらーい!!

昨日はお盆前ということもあってか、高速道路が大渋滞。
私たちの倉庫は東京の北区にあるのですが、作業完了後高速入り口に向かったものの、見ただけで無理!!と諦めて、最短距離を一般道路で浦安まで帰ることにしました。

お喋りをさながらふと道路前方をみると、スカイツリーがぐんぐんと迫ってきます。
スカイツリー1

これは「ちょっと寄ってく?」パターン(笑)

なぜか一昨日「てんやの天丼って食べたことないけど美味しい?」という話題になっていて、そのことを思い出したのか、急に「天丼食べたい病」に。

そういえば、ニュースでやたらと「スカイツリー丼だかタワー丼だか紹介していなかった??」

こういう時は、リサーチャーの私の出番です!

早速食べログで検索。タワー丼は、スカイツリー近くのお蕎麦屋さん「蕎麦処かみむら」さんと判明!

ささっと地図を検索して、あとはGoogle mapでナビしてもらい、到着~♪

近くのコインパーキングに停めて、上を見上げたら・・・

スカイツリーの真下でした(驚愕)

「いや、スカイツー混んでいるだろうし、ちよっと寄ってく?は冗談だったのに、こんな近くまで来たら寄らなきゃソンソン♪」

先ずは腹ごしらえですよ~

タワー丼

タワー丼って、海老天がタワーのように聳え立っている・・・というのは知識としてあったのですが、想像以上!

蕎麦処かみむらさんの食べログはこちらから

かみむらさんは、昔ながらの老舗のお蕎麦屋さんっ!

最近、こんな由緒正しげなお蕎麦屋さんってとんとご無沙汰だったので、テンションMAX

「えーっ、お蕎麦も食べたいけど、ここまで来てタワー丼食べないわけにはいかないでしょ!
いくら大食漢の私でも、タワー丼+蕎麦は無理~っっ」

と、泣く泣く蕎麦を諦め「タワー丼2つ!!」

お店を見渡してみると、約半分はタワー丼頼んでいましたね。写真もパシャパシャ撮っていて、お店の方もなれたもの「写真は1分以内にお願いしますね~1分以上たつとタワー、倒れちゃうんで」

倒れちゃうんかいっ!

タワー丼は、ご飯の上に玉ねぎたっぷりのかき揚げ、その上に3本の海老タワーが聳え立ちます。
後ろにはどんぶりの蓋が海老を支えている、という構図。

箸立てに「タワー丼の食べ方」なるものが。

1.後ろの蓋に海老を載せるようにして、海老救出
2.しょうゆ差しのような容器に入っているあつっあつのたれを海老天にかけてしみこませる
3.1本目はそのまま、2本目は大根おろしをかけて食べてね

むむっなんだか時間との勝負のようです。

私は焦る必要ないのに、なんだかあせあせしてしまって、大急ぎで食べ終えてしまいました。
海老がぷりっぷり。衣がさくっさくで美味しかったです。

お店ではタワー丼のストラップとタオルを販売していましたよ。

タワー丼を完食したら、目の前にある東京ソラマチによってみましょう。


東京スカイツリーのくせはこちらから

東京ソラマチのHPはこちらから

東京ソラマチはスカイツリーの足元にあるショッヒングセンター。すみだ水族館もあるんですね

私は、あまり時間かなかったので、ささっと一周してみました。

都のお店もスカイツリーにちなんだ、ながーいものが一杯!

食料品も豊富で、夕飯のおかずもゲット!

あとは、ジャンプショップで、ルフィとチョッパーのストラップ、スカイツリー限定版をついつい(汗)

1階にある”ONE TWO TREE”というべたなギャグのお土産ショップでは、ドラえもんのボールペン5本セットを購入。

スカイツリーの辺りって、なんか昭和の匂いがする感じで懐かしい。

ドラえもんのスカイツリー背景って、なんだかいい組み合わせじゃなですか?

ちなみに、色によってキャラが違っていて、

ピンク・・・しすかちゃん(スタッフのゆきちゃんにプレゼント)
オレンジ・・・ジャイアン(オレンジ好きの店長に)
ブルー・・・ドラえもんカラーだけにのびた君(高校1年の長女)
イエロー・・・ドラミちゃん(なぜか小4長男)
塾に行っていていなかった中2の次女は必然的に

グリーン・・・スネ夫・・・

で、「ちょっとスネ夫って微妙?」と思っていた私は「スネ夫じゃ嫌?」と聞くと
「え?わたしスネ夫結構好きたけど。スネ夫って良いキャラじゃない」

だそうで(笑)変わり者のヲタ娘です。

あとは、2階の二木の菓子で大人買い♪

二木の菓子って、首都圏の方以外知らないかもしれませんね。
二木の菓子

御徒町にあるお菓子問屋さんで、お正月の買い物で御徒町に行くと覗いていました。

その頃は子供でしたが、今は大人!どどーんっと駄菓子の大人買いをしました!

よっちゃんいかとか麩菓子とか。子供たちも大喜び。

昨日の夕飯は豪華でした~♪

2012年8月8日水曜日

プリンセスシリーズSL Floraリニューアル!Flora Classicの写真が到着しました。

Flora Classic3

今日は本業のインテリアショップのお話です。

「秘密のアッコちゃん」でも使われた、弊社一番人気のSL Floraシリーズのリニューアル情報が入ってきました。

SL Floraシリーズは、チレキの中でも最高級グレードのシリーズで、大きさも女王級・・・つまり、日本の子供部屋にはちょっと大き目だったんですね。

そこで、今春SLIMという、サイズとデザインを絞って、価格も手ごろにした商品が追加されることになって、その到着が8月10日と迫っていたのですが、さらにシリーズごとリニューアルですか?

いつも思うのですが、チレキ、改善は良いんですが、変更が多すぎっ

実は今回のFlora Clssicのコンセプトは、社長が来日していた2-3年前に聞いていて「やっと実現したのか」という感じなのですが、インテリアアクセサリーのデザイナーも参加して、より格調高いプリンセスルームを実現した感じですね。

事前に航空便で新しいカタログが送られてきたのですが、イギリスのマナーハウス風の邸宅に、お嬢様が佇む・・・といった風情で、とっても素敵な出来でした。
Flora Classic2

今回のリニューアルポイントは下記の通り

・定番の重厚感のある商品群に加え、サイズをダウンしたコンパクトな商品群を追加
・いちごロゴが、赤からブロンズに変更(プラスティック素材からメタル素材へ)
・インテリアアクセサリーを一新 シャーベットカラーのファブリックがお洒落です
・ソファ型ベッドや姿見など、新アイテムを追加

Flora Classic1

こんな素敵な家具だと、壁紙も変えたいし、モールディングもしたいですよね~!

近日中にHPでも販売を開始しますので、お楽しみに~♪

ヨーロッパのキッズインテリアに興味のある方へヨーロッパのキッズインテリアに興味のある方へ

2012年8月7日火曜日

夏休みにお出かけ!お得なチケット情報

ぐるっとパス
昨日税理士の先生と電話でお話ししていたら、ふと思い出したお得なチケット情報。

忘れないうちにご紹介しておきますね!

先ずは 「東京・ミュージアム ぐるっとパス2012」 


これ、有効期限は2か月なんですが、大人2000円で、都内75か所の博物館、美術館に入場可能!

しかも、葛西臨海公園なんて高い施設や動物園も入っているので、絶対お得!

基本、美術館は常設展だけですが、企画展の割引きもあるし、とにかく使い勝手が良いんです。

基本的に子供料金は無料のところが多いので、大人分だけで済みます。

問題は有効期限が最初の利用開始日から2か月と決められているので、夏休みなど、複数回使える時期を狙ったほうが良いでしょう。

私はこのパスで、東東京エリアほとんど制覇しました♪

ぐるっとパスの詳細はこちらから

入館可能な全75施設はこちらから


お得といえば、こちらもすごい!
日本科学未来館

日本科学未来館のHPはこちらから


日本科学未来館


こちらはお台場にある、宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務める先端科学を体験できる博物館です。

<日本科学未来館HPより抜粋>

日本科学未来館は、21世紀の新しい知を分かち合うために、すべての人にひらかれたサイエンスミュージアムです。
活動の中心にあるのは先端の科学技術。これは私たちの現在を変革し、次の時代を切りひらく大きな可能性をもつ「新しい知」です。

未来館では、さまざまな分野に波及するこの先端科学技術の営みを人間の知的活動という視点から捉え、私たちを豊かにする文化の一つとして社会全体で共有することを目指しています


お勧めはなんといってもドームシアター!

早めにいかないと予約で一杯、なんてこともあるので気を付けてくださいね。

この科学未来館、何がすごいかって、年会費が家族で(同居家族全員で)2400円なんですよ!!

最初「え?一人分ではなく??」と確認しちゃいました(笑)

夏休みのイベントも多数ありますし、お子様連れで是非頻繁に遊びに行っていただきたい博物館です。


それと、東京に住んでいた時に頻繁に訪れていたのが
サンシャイン水族館

サンシャイン水族館


もう10年ほども前のことになりますが、毎年年会員になっていました。
昨年リニューアルして、すごくよくなったみたいですね!

こちらの入場料、1回大人1800円なんですが、約2回分の4000円で年会員になれるんです。
子供は2000円!

一見高そうに見えますが、もともと水族館って高いので、2回分で何度でも入れるってお得!

さらに、ナイトアクエリアムといって懐中電灯だけで夜の水族館を探検したり、お泊りしたり・・・なんて面白い企画をやってくれたりしていました。

今は、プラネタリウムなどの割引きやサンシャインの1時間駐車券無料や、優先入場。
後面白いのは、3か月前に更新すると3か月長く会員期間が延長・・・・などなど、やっぱりアイデア満載で驚かされます。

サンシャインの水族館、久しぶりにHP観たら、また行きたくなってしまいました。


**写真は各公式HPより拝借しました。

2012年8月6日月曜日

映画「秘密のアッコちゃん」にSL Floraの家具を提供しました!

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今日は、本業のインテリアショップのお話です。

昨年、映画のセットとして家具の提供をお願いされて、無事撮影は完了していたのですが、実際に写っているか心配で作品名までは公表していなかったんです。

昨日「秘密のアッコちゃん」の予告を観たら、きちんと映っていたのでほっと一安心。

秘密のアッコちゃんは故赤塚不二夫先生の代表作の一つで、私が子供のころ「テクマクマヤコン」とおもちゃのコンパクトで変身した気になって遊んでいました(笑)

今回は、綾瀬はるかさんと、岡田将生さん主演で、化粧品会社が舞台になるみたいですね。

弊社ストロベリーキッズの一番人気シリーズ、SL Floraはクラシックなホワイトカラーのボードに手彩色のブルフラワーモチーフの最高級シリーズで、それをアッコちゃんのお部屋の家具として、デスク、ベッド、本棚、ドレッサーとベッドリネン一式貸し出しいたしました。

予告ではアッコちゃんがコンパクトを手にする一瞬映っているだけですが、とにかく公開される映像に写っていたことで、ほっ・・・

意外と貸し出したはいいのですが、シーンごとカット!なんてことも珍しくないんです(涙)

秘密のアッコちゃんは9月1日より公開されます。

今、このアッコちゃんがらみで「秘密の企画」進行中!

詳細が決まったらすぐお知らせしますね~!



ヨーロッパのキッズインテリアに興味のある方へヨーロッパのキッズインテリアに興味のある方へ

2012年8月5日日曜日

第13回世界バレエフェスティバル、観てきました!!

8月3日金曜日、3年に一度世界のトップダンサーが集う、世界バレエフェスティバルのAプロを観てきました!

プログラムは日本舞台振興会さんより拝借しました。

■第1部■ 

「スターズ・アンド・ストライプス」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ジョン・フィリップ・スーザ
ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン

「モペイ」  
振付:マルコ・ゲッケ/音楽:C.P.E. バッハ
フリーデマン・フォーゲル

「幻想~『白鳥の湖』のように」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

「ドリーブ組曲」
振付:ジョゼ・マルティネス/音楽:レオ・ドリーブ
上野水香 マシュー・ゴールディング


■第2部■ 

「扉は必ず...」
振付:イリ・キリアン/音楽:ダーク・ハウブリッヒ(クープランの「プレリュード」に基づく)
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ポリーナ・セミオノワ イーゴリ・ゼレンスキ

「セレナータ」
振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:アメリゴ・シエルヴォ
ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ

「瀕死の白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カミーユ・サン=サーンス
ウリヤーナ・ロパートキナ



■第3部■ 

「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ 
振付:ジョン・クランコ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメーカー

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"  
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス

「ディスタント・クライズ」
振付:エドワード・リャン/音楽:トマゾ・アルビノーニ
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ

「パガニーニ」
振付:マルセロ・ゴメス/音楽:ニコロ・パガニーニ
マルセロ・ゴメス

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ヨハン・コボー オーギュスト・ブルノンヴィルに基づく/音楽:ヘルマン・S.レーヴェンスヨルド
タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー



■第4部■ 

「ブレルとバルバラ」 
振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラ
エリザベット・ロス ジル・ロマン

「明るい小川」よりパ・ド・ドゥ  
振付:アレクセイ・ラトマンスキー/音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

「カンタータ」 (世界初演)
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:ヨハン・セパスティアン・バッハ
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
オレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ

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今春、オペラ座でバレエを鑑賞して以来のにわかバレエファンですが、偶然バレエフェスが今年開催されると聞き、早速チケット争奪戦に参加(笑)
無事、2階正面のS席をゲットしました。
東京文化会館、小学生以来かも・・・こじんまりとしているし、座席も見やすい配置で安心です。

さて、早速感想ですが、あくまで初心者の感想なので、変なこと書いていても大目に見てくださいね~!
ちなみに、ちょこっと感想を検索してみたら、みなさん意外と辛口で。
「やっぱりバレエはクラシック!!」という方は、18作品中7作品コンテンポラリーというのがご不満のようですね。
私は今春、久しぶりにバレエを観て、度胆を抜かれたのがMatsEKの「アパルトマン」だったこともあって、自分でも意外なんですが、コンテンポラリーバレエが好きみたいなんです。
コレ本当にびっくりで、基本なんでも古典作品が好きなのに、バレエはコンテンポラリーのびっくり箱的なドキドキ感がたまらないんです(笑)

なので、感想がコンテンポラリーに偏っていますがお許しを!

*****************************************

「スターズ・アンド・ストライプス」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ジョン・フィリップ・スーザ
ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン

事前予習で気になっていたシムキン君。
男の方に失礼ですが、永遠の少年といった風情に超絶技法のジャンプってどうなの??と興味津々でしたが、カワイイ&面白かった!
アメリカ国旗を思わせる赤と青に、目も覚めるようなくっきりとした黄色の衣装に、スーザの行進曲がとってもアメリカ的。
バランシンの振り付けも茶目っ気たっぷり!
シムキン君がかわいすぎるので、なんだかおもちゃの兵隊さん!のようですが、お祭り的な陽気さがフェスのオープニングにぴったりでした!


「モペイ」  
振付:マルコ・ゲッケ/音楽:C.P.E. バッハ
フリーデマン・フォーゲル

私、この作品好きです!
先ほどの色彩の洪水から一転して、モノトーンの殺伐とした世界に、バッハの神々しい音楽が鳴り響きます。
それ自体はとっても光に満ちあふれていて、幸福感に包まれているのに、それとは反対の白と黒の世界が踊りで表現されていきます。
上階から見たので、ライトの加減で特にそう感じたのかもしれませんが、無駄なものをすべて削ぎ落とされたかのようなシャープな男性の動きが、人生の喜び、悲しみを綴っていくようで、音楽の幸福感に哀切のエッセンスを加えて、より世界の多様性、重厚さを表しているようでとても感動しました。

バランシンは音楽を視覚化したような感じでしたが、この作品は音楽に新たな意味づけを加わえているようで、ライトを吹き消すエンディングまで息をのんで見入ってしまいました。


「扉は必ず...」
振付:イリ・キリアン/音楽:ダーク・ハウブリッヒ(クープランの「プレリュード」に基づく)
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ

オレリー・デュポンは、春「ダンシズ・アト・ア・ギャザリング」のピンクの役を拝見して以来のファン。
なんというか、ピンクのバラのような可憐さと愛らしさを持ったダンサーさんだと思うのですが、コンテンポラリーも素敵です。

フラゴナールの「閂」は、ルーブルで見てきたばかりなんですが(笑)この作品って不思議ですよね。
情事が始まるのか終わるのか、拒絶なのか誘惑なのか・・・

扉は必ず・・・の後にくるセリフはなんなのでしょうね。

暗い舞台に視線をずらして座る男女が「閂」の有名なポーズをとる一瞬は、まるで時間が止まったような、夢を見ているような、不思議な幻覚に襲われました。

そのあとは、この二人でないと難しいのかと思う、ゆったりとした不可解なムーブメントが続きます。

これは、あの絵の過去を表現しているのでしょうか?未来を表現しているのでしょうか??

途中、鍵のきしむ音や女性の声が挿入されます。うーん、バレエって人間の根源を表現するものだからでしょうか、赤裸々なものが多いのにびっくりしました。
まぁ鍵と閂とか、扉の存在自体も、男女を表しているといっても過言ではないと思うので、音くらいなんてことないんですが(笑)

このバレエ、初見の驚きがあるので面白かったのですが、やっぱりオレリーとルグリ様だったら、もう少し全体的に動きのあるものが観たかったかな。
でも、この二人のペアの人気は凄くって、ファイナルでも特別大きな歓声が飛んでいましたよ。

「セレナータ」
振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:アメリゴ・シエルヴォ
ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ

これもTHEコンテンポラリー!で面白かった!

南イタリアの伝統音楽の哀切な響きに乗って(てっきりスペインだと思って観ていた私)男女が生々しく絡み合います。

オシポワのびくびくと波立つ脚の動きとか、人間の生きている姿そのまま、裸の感情がむき出しでぶつかり合うというバレエに圧倒されました。


「瀕死の白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カミーユ・サン=サーンス
ウリヤーナ・ロパートキナ

そして、次の白鳥!!
このプログラム考えた人、うまいなぁ~と思ったんですが、赤と黒の人間臭い情念の世界から一転、ただただ静謐な白鳥の世界へ。

空気が変わります。

もぉ、同じ人間とは思えないんですよ。完全な白鳥。

「瀕死の白鳥」は、私の思い出の作品で、小学生の時にプリセツカヤの踊りを観て「私のNo.1バレエはこれ!」と思って以来、バレエを観なくなってしまったんですね。

なので、あまり今回も期待していなかったんですが、間違いでした。

ロバートキナの白鳥は、プリセツカヤのものとは違っていましたが、文句なしに素晴らしかった!です。
何度でも観たいと思わせる、ある一線を越えてしまった凄さがありました。


「ディスタント・クライズ」
振付:エドワード・リャン/音楽:トマゾ・アルビノーニ
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ

ザハロワは、今春数日違いで「ラ・バヤデール」のニキヤを見逃して、Youtubeでその時の映像を見て涙をのんだんですよね。

今回もすごく期待していて・・・コンテンポラリー?と思っていたら、思った以上に良かった!

最初、暗い舞台に一筋のスポット。その中で無音のままザハロワが踊るんですが、その時の観客の息を詰めて見守る緊迫感が何とも言えず良かった!

ザハロワさんって、腕と脚がすごく細くって、肘が浮き出ているように見えるんですが、その細さが何ともいえず優雅で。

身体の佇まいだけで、物語を語れるようなダンサーなんだな、と思いました。

コンテンポラリーはダンサーさん自身からにじみ出るような魅力がないとつまらないと思んですよね。
ザハロワさんは白鳥などの古典の評価も高いのに、コンテもここまで踊るなんて凄いです。


「パガニーニ」
振付:マルセロ・ゴメス/音楽:ニコロ・パガニーニ
マルセロ・ゴメス

バレエで大爆笑!って!

一瞬にして劇場がホッと暖かいものに包まれたようです。

舞台のヴァイオリン奏者との掛け合い漫才(失礼!)のようなバレエで、ダンサーとヴァイオリンが丁々発止のやり取りをしつつ、だんだんと音楽も踊りも激しくなっていきます。

マルセロ・ゴメス自身の振り付け作品ですが、ゴメスはきっと陽性の人なんでしょうね。

身体が持つ物語も、若々しさ、豊かさ、陽気さを感じさせ、それを周囲にも反射させているようです。
暗めのコンテンポラリーの中で、一服の清涼剤のようでした。


「カンタータ」 (世界初演)
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:ヨハン・セパスティアン・バッハ
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

伝説のダンサー、マラーホフの世界初演ということで、期待が高まります。

黒いレオタードの男が、女の手を引き舞台に登場します。

最後、女は男の手を離して、先に進み、男は舞台に残される・・・というもので、これは震災の追悼、レクイエムなのでしょうか?

「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

クランコの「オネーギン」は、今後観てみたい舞台の一つだったので、パ・ド・ドゥだけでも観られて幸せ。

初々しいタチアヤーナの夢の場面ですが、うーんとっても演劇的。

クラシックの古典ってマイムで物語が進んでいきますが、オネーギンや椿姫はとっても自然にバレエでストーリーが語られていて新鮮です。

音楽はチャイコフスキーで、とっても古典なんですが、振り付けが現代人の感性に通じるというか、とにかく登場人物の感情がより身近に感じられるのが良いですね。


「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
オレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ

実は恥ずかしながら、ドンキは初見なんです。

フェスやコンテストで絶対に踊られる演目とは知っていたですが、これほどまでとは(笑)

まわるまわる、飛ぶ飛ぶ!!

フェスの最後にふさわしい、華やかな演目で大満足でした。

ふぅっ4時間の公演だったので、途中疲れちゃうかなと心配していたんですが、全然平気でした!多少おしりが痛くなっちゃいましたが(笑)

次回は最終日にBプログラムです♪愉しみ~~!

2012年8月4日土曜日

2012年夏休み 家族で行きたい博物館、美術館


国立科学博物館

昨日、上野の国立科学博物館に行ってきました。
夏休みになると「サイエンススクエア」というイベントをやっていて、夏休みの体験学習にぴったり!

イベントは常設展の600円で入場できるので、一挙両得!

このイベント、第一週 7月24日-29日、第二週 7月31日-8月5日、第三週 8月7日-12日、第4週 8月14-19日と、それぞれの期間で展示内容が変わるので、何回訪れても楽しめます。

イベントスケジュールはこちらから

今回私は大失敗・・・わかってはいたんですが、整理券を配布する9時10分に到着できなかったんです~!
実際に開場するのは9時45分、10時から16時のイベントなので、10時少し前に到着したら、すでに整理券は完売状態で、2つしか体験できませんでした(涙)

このイベント、ものによっては体験費用が掛かるのですが、とっても格安。
昨年は野菜やフルーツに電流を通す実験をして、そのキットを持ち帰ったのですが、ミュージアムショップでは同じ機能のものを1000円程度で販売していたので、楽しいし、お得ですよ!

今年体験したのは、牛乳パックでハガキを作る体験と、偏光万華鏡を作りました!

サイエンススクエア

隣ではダイソンのブースで「友達ロボットをつくる」なんてすごいものをやっていまして、横で見ていたらダイソンの掃除機の部品を使い放題!

あんな立派なパーツで工作したら楽しいだろうなぁ~とうらやましくなってしまいました。

サイエンススクエアが2つしか予約できなかったので、今年はたっぷりと常設展も楽しんできましたよ。

関東周辺の方は、遠足で科学博物館に行かれた方が多いと思うのですが、今は「日本館」「地球館」と2館に分かれ、パワーアップ!

子供たちが興奮していたのは「シアター36〇」で、360度の球体のスクリーンに迫力の映像が映し出られ、恐竜の世界や宇宙へ飛びだすというもので、実際には動いていないのに、体が飛翔するような、不思議体験を味わえます。
私は三半規管が弱いので少し酔ってしまいましたが、恐竜の世界に飛び込むのはなかなか楽しい体験でした!

そのあとは地球館を中心に回り、夏休みの自由研究を話し合いました。

帰りにはミュージアムショップで自由研究に必要なものを買い、有意義な時間を過ごしました。

ちなみに科学博物館のHPはこちらから

私のお勧めの、親子で楽しむ博物館、美術館をご紹介します


茨城県自然博物館

広ーい公園があるこの博物館は、親子で楽しめるイベントが盛りだくさん!
小さい子供連れだったら、水遊びも楽しめます。

私的には化石のクリーニングとか萌え萌えです。近くだったら頻繁に通っちゃうのに!というくらい良いです。


今年の夏のイベントはこちらから



歴史好きの方には、こちらもお勧め

体験博物館 房総のむら

ここは子供のころ、子供会の遠足でよく行きました。昔は風土記の丘といって、古墳がたくさんある施設だったのですが、今は昔の商家や武家屋敷、豪農の家を再現して、そこで昔遊びや料理などの体験学習が安価で楽しめます。

今年の体験演目やスケジュールはこちら

古墳に入るのもよし、逃走中などでも使われた古き良き街並みで昔遊びを楽しむもよし。

そして、さらにお勧めは成田山に近いことなんですよ。

私、成田山の参道の雰囲気が大好きなんです。もちろん、広大な敷地に点在する寺社の建物も興味深いですが、昔ながらの参道で、目の前で捌いてくれる焼き立て鰻の味は格別です。

有名どころは川豊さん

川豊さんのHPはこちらから

ここと羊羹の米屋さんには必ず立ち寄ります

米屋さんのHPはこちらから

成田山新勝寺の近くでは、航空博物館成田ゆめ牧場も子供が喜ぶと思います。

少し足を延ばして、佐倉にある

国立歴史民族博物館 も少し大きなお子様にはお勧めです。

墨田区にある

江戸東京博物館も面白かったですね。

美術館は、今年の夏だったら、東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」はどうでしょうか?

真珠の耳飾りの少女


フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が9月17日まで観ることができます。

同じく、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」も、国立西洋美術館で9月17日まで観ることができます。

真珠の首飾りの少女


印象派が好きならばブリジストン美術館で開催中の、「ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」が面白そうです。

これって、オルセー美術館、オランジュリー美術館が共同企画なんですね。豪華だなぁ。

まだまだ面白いスポットがあるのですが、長くなるので今日はここまで(笑)

無題

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